学生対象の物件を購入して4年間の中で全25部屋が入れ替わることになった中で、家賃設定を上げて入居付を行っていき、購入時よりも利回りを1%アップすることが出来たという前回概要的なところでお届けいたしました。
今回はその具体的な施策とその背景についてご紹介いたします。
もともとこの物件は、学生専用という事で、前オーナー設定家賃で、何も物件に手を加えずともそれなりに高い稼働率を維持できる物件ではありました。加えて、女性専用という事もあり、立地もよく、ポテンシャルのある物件でありました。
ただ、そのポテンシャルは、まだ十分には活かされていない部分も多々ありましたので、そこにテコ入れを行う事で家賃アップをしての入居付を行うという方向で運営を開始しました。
まず最初に手を付けたのは部屋の改装です。
根本的に部屋を一新する形で、物件の持つイメージのリブランドを行いました。
学生向けに供給されているの物件というのは、大学近隣で、ある程度決まっているところがあります。
仲介業者さんにおいては、当然その中から家賃帯であったり、立地であったり、決めやすい物件であったりなど、学生さんのニーズと仲介業者のニーズ両方を満たす物件から順次埋まっていきます。
ですので、現実的に、常に残りものとしての位置づけの物件もあるわけで、他の物件が埋まってしまってからでないと案内を積極的にはしないという物件も存在しています。
余談ですが、以前、別の学生向け物件を購入検討する際に、知り合いの仲介業者さんにこの物件は入居付しやすいかを確認した際に、この物件は残り物的な位置づけの物件なのでやめた方がいい。。。という話を聞き購入しなかったことがあります
というようなこともあり、物件のイメージを一新する形で、部屋の内装を大幅に替えました。
クロス・床の貼替え、扉廻りのカッティングシート貼り、浴室アクセントカッティングシート貼り、木部塗装など費用的には概ね家賃の3~4ケ月分をかけて行いました。(施工は、自身で対応したものと外注したものそれぞれです。)
ただこの改装を行う上でとても重要だったことがあります。
それは。。。次回へつづく(^^;)
いつもお読みいただきありがとうございます♪
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