こんにちは。WINWIN大家です。

私は至高のモーニングを追い求め、25年の歴史があるわけですが、カフェ巡りをしてもやはりこちらのモーニングに戻ってまいります。

 

その名も「ホテルモーニング」です。ちょっとお高めの1000円ですが、目玉焼きは焼き加減をリクエストできます。もちろん私は半熟を希望。トーストも厚すぎず薄すぎず、生地はサクサク、中はフカフカでございます。

楽待コラムでは固有名詞が出せないとのことで、ご紹介できず残念ですが、私の知人でモーニング愛好家の方はご一報下さい。

 

オーソドックスな500円モーニングもありまして、普段はこちらを選びます。ホテルモーニングは、モーニング熱がとっても高まった時くらいです。

お店はいつも繁盛してまして、接客も丁寧です。所有物件の近くにこのような人気店があるだけで女性入居者にアピールできますよね。

 

ちなみにステーキもレアが好きです。求める不動産も半熟、レアが好きで、焼き過ぎてたら美味しく見えないのです。

 

そんな私が今回ご紹介するテーマは

 

「無かったリビング階段を生み出す」です。

 

前回のコラム「駐車場無しなら壊して作る」にて、ご紹介しますって予告してましたが、今回もこの半熟レア物件に登場してもらいます。

 

 

目次

①真っ暗な階段登場。

②諦めちゃだめだ。イメージするんだ。

③希望の光が見えてきたぞ。

④それでは、ご案内します。

⑤まとめ

⑥最後に

 

前回登場の駐車場が無かった物件です。

 

では、前回登場の物件を題材に、お部屋のbefore after を勉強してまいります。

 

 

①真っ暗な階段登場

 

ちょっとわかりにくいのですが、1階のダイニングと和室を遮るように建物の中心部に階段がありました。真っ暗でちょっと怖い感じもします。(コラム後半に間取りあり)

階段を上った2階から撮影

「トンネルを抜けるとそこは、廊下でした。」みたいな毎日となります。

常に照明が必要ですね。

 

 

畳を撤去した後の和室

この床の間が、デスクスペースに生まれ変わります

 

 

②諦めちゃだめだ。イメージするんだ。

 

階段の向こう側がダイニングです。とにかく壁が邪魔です。

手前の和室からダイニングを撮影

 

今回も壊します。階段が見えてきましたね。ワクワク。

ダイニング側から撮影

階段の向こうの壁を残すか一瞬迷いましたが、初志貫徹で壊します。

 

 

ベルリンの壁崩壊

 

 

で、色々なドラマがありましたが長くなりますので割愛・・・

 

 

③希望の光が見えてきたぞ

 

「光が手に入ったぞー」みたいな光景

 

この光景を物件の初回見学段階でイメージすることが大切です。

もうこの段階だと焼き上がりつつあるんですよね。「美味しそう✨」って。だんだん味付けも出来てきて、完成の姿が想像できそうです。

 

その先の素敵な姿が想像出来てしまう=物件価格上昇

 

 

④それではご案内します。

 

リノベ後マップ

リノベ前は、1階左手の部屋は昭和な和室、階段北側(上部)は廊下、2階は1部屋のみでした。2階は壁を新設して2部屋にしました。

 

 

いつもご協力いただいてるセンスの良いコーディネーターさんにて家具をセッティング。得意ではないことを頑張るより、プロに依頼した方がメリット大です。

ダイニング側から撮影。階段の向こうは元和室

 

 

ここは暗い和室でした。右手に棚や机がありますが、床の間と押入れがあった場所です。

 

 

テレワークに人気のデスクスペース

結構コストかかりました。

先ほどご紹介した床の間があったスペースです。

 

 

元昭和な和室 全景

前所有者さんが見たらびっくりしそうです。うーん、ある意味、見ない方が良いのかも。

ただ、過去に前所有者さんが建物が生まれ変わった姿を見て、感動されたケースが2度もあったので、更地にしてしまうよりは素敵なことなのかも知れないです。

建物も綺麗な洋服を着せてくれて喜んでくれてるはずです。

 

 

じめっとしたダイニングも様変わり✨

右手の壁を開けると、洗濯機スペースとトイレがあります。

 

家具や小物を揃えるとウン十万追加でかかりますが、私の方針としては売却OR賃貸です。過去の実績では、どちらになるかは五分五分程度です。物件を家具付きで売って欲しいと言われたらそのまま差し上げてます。

賃貸のケースで家具を差し上げる場合はコストによって「最低〇年は住んで下さいね」ってお約束をしております。

募集開始したばかりですが、入居候補の方が何組も出てます。そのまま決まれば利回り16%程度です。もちろんネット募集にも内装写真を載せるので、アクセス件数は大幅に増加します。

 

⑤まとめ

 

・見学時にリノベーション後のプランを頭でイメージする。

・苦手なことはその道のプロに任せる。

・費用対効果だけでなく、疲労対効果も重要。

・募集時に家具付きでネットにアップするとアクセス件数が大幅増

・目玉焼きも収益物件も半熟が美味しい(すみません、目玉焼きは好みによりますね)

 

⑥最後に

 

「お前、単なるリノベ業者じゃねーか」という声も聞こえてきそうですが、社員さんを抱えて商売しているわけでもなく、趣味の延長です。

セミリタイアしてるつもりなので、今後も業者にはなりたくはないです。

県知事登録して会社経営しているのは、「反復継続」を突っ込まれないための自己防衛です。慎重なんです。

 

ところで、楽待編集部のコラムニスト紹介で「座右の銘」について、「現状に満足しない」とありました。ただこちらには続きがあり、文字数の関係なのかカットされちゃってたのですが、今は現状に満足しているのです。

現状に満足しなかったのは、大学を出て昨年まで。自由を手に入れた今は満足してます。(今回のように物件の可能性を引き出すという点では、現状に満足しないって精神はあるのだと思いますが)

今後運命的な出逢い(人、本、経験など)で、もしかしたら「大きな組織にするぞ」って思う日も来るのかもしれません。ただ、何かを手に入れようとすると失うものもあるわけで、キリがないと思ってます。ロシアみたいに。

 

また感想などご感想、ご意見などコメントお待ちしてます。

ではでは。

 

追伸

完全に足を止めてしまってもダメだと思ってます。もし完全に立ち止まり、その後「現状に満足できなくなった日」が来たとしたら、再び走り出す時には相当な気力、財力、時間が必要です。高炉を一旦止めると、再稼働には相当な時間と費用がかかるそうですが、人も同じでしょう。

当面は、ホテルモーニングに満足をすることなく、至高のモーニングを追い求めていきたいと思います。