北国の大家です。

いつもコラムをお読み頂き、ありがとうございます。

石狩湾新港の風力発電設備(北海道グリーンファンド、最大出力2万kw)

馴染みのPA(喫煙所)からの風景です。

 

今回は、脱サラ直後の「1棟目購入までの半年間」に私達夫婦が、何をどう頼りに物件を選び、実際に取はどんな行動を取ったかなどを、お伝え致します! 

に今回は夫婦で立てた方針/行動などをお伝え致します。

 

中古を買うにあたり、私達夫婦が実際にイメージできる範囲を検討しました。結局、解らないものは解らない、経験に頼ろうと考えました。全ては23年前から保有している自宅併設RCをベースに考える事にしました。

物件購入時の方針

①購入額 1億円以下

5千万円x2棟 or 3千万円x3棟といった複数等で、1億円購入したいと考えました。

それは、23数年前に新築した自宅併設RCの価格(借入額)が約1億円だった事と、この時点の元利返済額の累計が約1億円だった事で、私達にとって1億円までは、返済するイメージを持てました。

②築年数(木造23年、RC30年)以内

その時点の自宅併設RCの築年数が23年だったので、木造でも築23年までは設備の劣化を含めてイメージが湧く、RCは躯体の劣化が木造に比べて遅く、実際に築30年の中古マンションを内覧しても、自宅のRCと比べて違和感がなく、30年くらいまでは良いだろうと考えました。

③満室

自宅併設RC物件は満室でした。

私達は、楽街動画の緑のツナギの方のように「再生」などは出来ません。身の丈をわきまえて、購入後すぐに安定した家賃が入るような物件しか買えないと思いました。妻は満室に強くこだわっていました・・・。

④利回り15%

自宅併設物件は、相続した土地にRCを建築したので表面利回り16%強でスタートしました。取得費に時価換算で土地を入れると、利回りは半分に落ちます。但しこの時は、感覚を大事にしました。1棟買ったら利回り15%程度のリターンが欲しいと思いました。

⑤エリア

当初、道民の意識から全道OKとしていました。最初に目を付けた物件は、人口8千人の枝幸町です。札幌から直線距離で300km以上の距離がありました(汗)。東京、名古屋間以上の距離ですから、さすがにこれは無理だなと諦めました。私達が出した結論は、高速道路で片道1時間以内、人口5万人以上としました。道央圏では5万人都市はそれなりに大きな町のイメージがありました。 

課題

上記の方針に従い、物件探しを始めます。

この時、売買仲介から何回か聞かれたのが、この言葉です。

あんた、アパート買ったことあるの?

あんた、追加担保あるの?

でした(汗)。

「1棟持っています!」と答えると、「1棟か・・・そうか1棟か・・・」。

冷やかしか、少なくてもアパートを買える客じゃないと思われていたのだと思います(涙)。 

至極当然な気もします。サラリーマンならまだしも、脱サラして(相手から見ると無職で)アパートを探しているので、金融機関と同様に、不動産屋さん(売買仲介)の方からも、同じ目で見られるのだなと、強く劣等性を感じました

 

但し、劣等性は感じるのですが、上手にやれば買えるだろうと、なぜか楽天的に捉えていました。

しかし、それ以上に大きな問題が立ちはだかりました。それは・・・

方針に合致する物件がない!

事でした(汗)。

現実の厳しさを感じながら、理想と現実のギャップを埋めるため検討を始めます。

私は走りながら考えるタイプです

(猪突猛進とも言います(汗))

妻を巻き込み、行動しながら打開策を考えました。

名言コーナー

「他者に貢献することは、この地球でのあなたの居場所に払う家賃である。」

 モハメド・アリ(アメリカの元プロボクサー)

※大勢に貢献すると、より快適な居場所が得られるのかなと思いました。皆様はどう思いますか?

ー以上ですー