北国の大家です。
いつもコラムをお読み頂き、ありがとうございます。
しげお@さんの「サラリーマンが億の融資を受けること」に、勝手にコラボするコラムです。
しげお@さんが、コラムで伝えたかった事を、私はこう理解しました!
まず私の直前のコラムでSWOT分析に触れました。
私達の場合は、ざっくり書くとこんな感じでした。
まず、上段の「内部」はコントロールができます。対して下段の「外部」は自分でコントロールできません。
私は、右側の縦の列(マイナス要因)の「W 自分の弱み」「T 外部の脅威」を「公庫の借入で補う」「東京資本を避ける」などで、それぞれ手当てをしました。
ここで、しげお@さんの「サラリーマンが億の融資を受けること」の意図は次の通りかなと思いました。
本来、投資を有利に運ぶ「S 自分の強み」を掘り下げて、経営資源の洗い出しなどを行うが、この検討が不足している。
「T 外部の影響」も検討してリスクを減らすし、リスクが顕在化した時の処方箋を作ってから購入すべきだが、この検討も不足している。
#つまり勉強不足
このケースでは「O 外部の機会」が「W 自分の弱み」を打ち消し、検討が浅い段階で、1億円超の物件を購入するサラリーマンを危惧したのかと思いました。
つまり、買えるから買う!であり、多くは新築になるかもしれませんね。
自分がコントロ―ル出来ない「O 外部の機会」に依存したプランでは、当初の想定が崩れると、事業全体により大きなダメージがあります。
そこでスモールステップとして、3千万円程度から始めると、リスクが顕在化してもリカバリしやすい。スモールステップには意味があると思います。
最後に、一番重要なのは「キャッシュフロー投資」「資産化を進める投資」を決める事です。それ(目的)により手法やエリアも変わる。
キャッシュフロー投資ならば、しげお@さんが例示した物件の買い方は適切ではない。築古に走る方が、安全で効果が高いかもしれない。
私の周囲には、10億円買って、月額CF150万円程度の方も普通にいます。
これがキャッシュフロー投資なら、築古など他の手法が、投資額が少ないという意味では安全に見えます。 但し運用コストや修繕費のインパクトは相対的に大きくなる。
逆に、資産化を進める投資と割り切り、キャッシュフローに期待せず、定年後の資産形成を期待する投資ならば、何億買うのもアリ。この辺を理解して目的意識をもって取り組もうぜ!というメッセージかと思いました!
―以上です―
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