皆さんこんばんは。WINWIN大家です。
円安のニュースが目立ってます。個人的には不動産収入を外貨にも振り分けています。今のインフレを完全に対策しているわけではないですが、ある程度ヘッジしていることで、やられっぱなしにはならない状況ではあります。
不動産投資は人生のリスク分散として有効ですが、そこから得る収入をひたすら「日本円」で所有していると通貨リスクを抱えるため、ひたすら預金だけするってことは避けたほうが良いとは思います。
預金にしても、ペイオフ対策で極力1銀行1000万まで、もしくは当座預金口座や利息の付かない決済専用口座に資金シフトすることをお勧めします。(ってことを、うっかり銀行員にしゃべったら嫌な顔されました。「おたくの銀行は信用してない」って思われたのかもです)
さて、本題です。
良く質問される内容です。
「せっかく不動産免許取ってるのになぜ自社物件を自分で販売しないの?仲介料支払うのもったいなくない?」
「そもそも仲介業は何故しないの?」
たしかに、おっしゃる通りです。しかしながら、ガチで不動産屋をすることは自分の価値観においてはメリットよりデメリットの方が多いという判断となり、不動産屋さんなのに手数料を払って他の不動産屋さんに自社物件を販売して頂いてます。つまり、不動産免許は登録しましたが、一般の不動産投資家と同じスタンスです。
今回はなぜ不動産屋なのに自分で販売活動しないのかをテーマにしたいと思います。
「不動産屋なのに自身で販売しない理由」
理由① 自由な時間を得れる
自身で販売しないので、自分で営業活動する必要がありません。ネット掲載作業や契約書作成等の業務も無くなります。私は営業力には多少自信はあるのですが、書類作成などはとても苦手です。他の不動産屋さんに依頼することにより、苦手で煩わしい業務を代行してもらえます。
たった3%程度のコストで色々な雑務から解放されるなんて、頼んだ方がラクですよね。
理由② WINWINの関係を深化出来る
不動産仲介料をメインの収入にしている不動産業者さんは沢山いらっしゃいます。販売用物件を提供することで喜んで頂けますし、私に物件を紹介することでまた私から仲介の仕事が舞い戻ってきます。
また、物件をご紹介頂いた不動産屋さんには何らかの形でお返しするように心掛けています。(全てではないですが、物件のレア度や経緯によります)。
相手の立場を考えますと物件を紹介する際、購入後に自分で販売する業者相手より、再度販売を任せてくれる購入者の方を優先したくなるのは当然でしょう。
理由③ 仲介料を払うことで優秀な営業マンを選べる
これも重要なポイントです。もし私が営業マンを抱えているとしても、その営業が本当に優秀かどうかわからないし、不得手なエリアや案件があるはずです。そして、そもそも優秀な営業マンはすぐ独立します。
仲介料をお支払いさえすれば、優秀な営業マンのいる会社にピンポイントで依頼できます。
「全部自分でやってしまった方が得だ」って考え方は私には非効率としか思えません。
理由④ 自画自賛をしたくない
レストランでシェフから「うちの料理はトップランクです」って言われても、それは他人が評価することであり、食べログやその他口コミの方が説得力がありますよね。それと同じで、自分で「私の物件はお勧めです」なんて言うと、素敵な物件だったとしても自画自賛してる時点で嘘っぽくなります。
ですので、私は自分の物件をあまり知人には紹介しません。第3者にお勧め頂いて、良いか悪いかは自由に決めて欲しいです。
理由⑤ 板挟みがつらい
仲介業とはその名の通り、売主と買主の間に立って双方の希望や条件を調整して決済を目指していきます。
時には「言った」「言ってない」といったトラブルに巻き込まれて、板挟みに会います。決済についても予定からずれるようなことがあれば、頭を下げてご迷惑をおかけする側に対して謝らなくてはなりません。板挟みはサラリーマン時代の中間管理職的な立場を経験してお腹一杯でこりごりです。
地主であれば、決済がずれても自分が我慢すれば良いだけですので気楽です。
まとめ
結論「お金で自由を買っている」わけですが、その原資であるお金は得意分野で稼げばよい
苦手なことをしなくなければ、得意分野で稼いで、苦手分野はそれが得意な方に依頼する方が効率的
ではでは
追伸
趣味で仲介したい人は別です。そして仕事そのものが趣味であればストレスも溜まらないのでノープロブレムです。ただし、私はサラリーマン時代にとっても疲弊してるのにもかかわらず「仕事は趣味なんだ」と自分に言い聞かせながら命を削ってました。現実から逃れたい為、自分に嘘をつきながら働きすぎて健康を害することのないように注意しましょう。
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