おはようございます。WINWIN大家です。
私のコラムの看板犬「くーちゃん(女子)」の誕生日会をしました。
1歳です
缶詰をプレゼントしましたが、薄味でご不満な様子でした。
さて、今は賃貸物件の出入りが多い時期なので、知人からも空室相談が増えております。
そこで、「ペット入居可能」とすることを、簡単に引き合いを増やせる入居促進対策の一つとしてアドバイスしております。
近年のコロナ禍でのテレワークや外出自粛により自宅で過ごす時間が増え、心を癒してくれるペットを飼うことがブームとなっております。冒頭にご紹介したトイプードルもペットショップに行くと、先代の頃と比べてなんと倍以上の価格となっておりました。ペットブームが販売価格にも反映しております。店長さんに聞くと「コロナ禍が収束するまでは価格は高止まりでしょう」とのことでした。
私のアパートは一部をペット飼育可、戸建てはほぼ全てを可としております。
賃貸仲介業者によると、ペット可の戸建て賃貸は特に少ないようです。背景として転勤等で一時的に貸す場合は、転勤から戻った際に傷が多かったり匂いが残っていると困る為、ペット不可にしてることが多いのではと思います。
また、親が亡くなる等で実家を貸し出す場合も、心情的に思い出の家を汚されることが嫌だったりもするのかも知れませんね。
賃貸アパートも昔からの大家は「なんとなく動物は部屋を汚すから嫌だ」という緩い理由でペット可を避けているケースが多いです。空室率が高いにもかかわらず古い考えを貫く地主系大家も多く、そこに固執していただけるおかげで、私のような投資系大家には追い風でもあります。
私はあくまでビジネスで取得する為、割り切って考えることが可能です。
一般的な大家がしたくないことをする=逆張りをする
ということが、高稼働率を維持する秘訣と考えます。
(逆張りといっても、ペット可能にすること自体は初歩的ですが)
私もペット可能物件を多数所有しておりますので、その経験を踏まえてペット飼育可能物件のメリット・デメリットをまとめておきたいと思います。
メリット
・問い合わせが増える。
ペット可能物件は少ない。岡山の賃貸業者さんによると市場の1割程度とのことです。
・投資コストがあまりかからない。
現状のままで「ペット可」にすると、実質ゼロコスト。
・長期入居が期待される
入居者が引っ越しをしたくなった際、次を探してもやはりペット可物件は少ないということなりますので、長期の入居が期待されます。
デメリット
・内装が汚れる
特に猫の場合はしつけが悪いと壁で爪を研いでボロボロになります。犬と猫で敷金に差を付けることも一案です。
・動物の臭いが残ることがある
前入居者が大型犬を飼っていた場合、次の入居者のペットが猫や小型犬だと怯えたりストレスを抱えてしまうことがあります。動物病院の先生によりますと、ストレスで毛が抜けることもあるそうです。
・近所トラブル
よく吠える犬がいたり猫を放し飼いなどしていると、ご近所から大家にクレームが来る可能性が高まります。
ところでペットと旅行をする人はご存じだとは思いますが、戸建て賃貸と同様にペットと泊まれるホテル・旅館は少なく、あったとしても古い施設が多いです。これは施設の老朽化で集客力が減り、その集客力挽回対策として「ペット可」宿泊施設に変更したと考えられます。
したがって、ペットも宿泊可能な宿は古い施設ばかりということになりますので、ペットを家族の一員と考える人達にとって、綺麗な宿が少ないことがとても残念なのです。
最初からペット宿泊に特化したホテルや旅館があると、非常に競争力があるはずです。まさに、ブルーオーシャン状態ではないのかと察します。(ペットと泊まれるペンションは多いですが、ホテル・旅館クラスが少ないのです)
どなたかチャレンジしませんか?
ではでは。
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