おはようございます。WINWIN大家です。
今日は犬と泊まれる広島のグランピング施設に来ております。
キャンプは準備や片付けが面倒なので、食材から薪まで用意してくれるグランピングはキャンプ疑似体験程度を求めるヘタレ系の私にはうってつけです。
こちらの部屋は内装材剥き出しですが、ベッドとソファに間接照明を組み合わせることで上質な雰囲気になります。
このような部屋を眺めて「リノベの参考になるかも」って感じたら、写真を撮ってスマホの【賃貸ヒント】というフォルダにまとめてます。
これは旅行に限らず、街中のカフェやレストランでも気に入った箇所は画像に残してます。
今回泊まった施設は「コロナ禍+気軽にアウトドアを楽しみたい+焚火+ペット可」という最近のトレンドワードを並べることによって、集客を増やし、少し高めの旅館並みの宿泊代をとってます。
そして、こちらのエリアはネットで周辺相場を調べたら坪単価3万前後でした。都市部から2時間程度のドライブで到着する場所が良いそうです。近すぎず遠すぎずということですね。
建物は見た目はローコストですが、露天風呂もあり、設備と食材にお金をかけてます。ホテルや旅館経営より圧倒的に初期投資が低く、初期投資は1~2年で回収できるケースもあるようです。利回り100%以上とはすごいですね。
運営サイドは食材や薪などの準備をすれば、あとは宿泊者にお任せですので人件費も抑えれます。やり過ぎた「おもてなし」を宿泊者は求めてなく、ニッチなニーズを突いてます。
ちなみに芸能人が焼き肉屋を経営していることが多いですが、焼き肉屋も素材さえ用意すれば、あとはお客さん自身が焼くので人件費を抑えれて、参入しやすい業態です。したがって、副業でも経営しやすい業態なのだと思います。私の地元でもカフェは良く閉店しますが、焼き肉屋が閉店する話はあまり聞かないです。
グランピング新規オープンの8割がドームテント採用とのことです。ドーム型は管理やメンテナンスがしやすいようです。
同じような施設は岡山の「蒜山」という避暑地にもあるのですが、数カ月前から予約で一杯です。
グランピング経営は数年前から私の周りの投資家さん達はざわついてまして、山や島を買いたいとよく言ってました。このニッチなニーズに気付いて早期に投資が出来ている経営者は先行者利益を得ております。
2022年度は全国で約200施設がオープンするそうです。既存のホテルも併設を始めており、今からの新規参入は目新しさが減ってきている為、以前より経営リスクが増しているはずです。
株式投資の世界で「もうはまだなり、まだはもうなり」という格言があります。まだ上がるだろうと思った時ほど下がる可能性もあるわけで、グランピング経営も今からチャレンジするのは「まだはもうなり」って時期に入ってる気がします。
「じゃあ収益不動産はどうなのか?」という話になりますが、ここ数年収益不動産ブームが続いており、個人的には「まだはもうなり」の時期に入りつつあるのではないかと考えてます。ただし、それは売買益(キャピタルゲイン)を狙っている人達のことで、家賃収入(インカムゲイン)を狙う人達にはあまり関係ありません。なぜなら中古売買価格が下がっても、家賃相場にすぐには影響しないからです。
不動産相場急落のダメージを受けるのは、マンションや土地を仕入れて販売する業者です。
したがって「賃貸不動産投資はいつがいいと思いますか?」って良く聞かれるのですが、答えは毎回「今です」という回答になります。
待っても家賃収入を先延ばしするだけのことです。
賃貸経営は、時がお金を稼いでくれるのです。
ではでは。
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