コラム189,190,193で何度かお届けしていた物件購入について、決済前の状況まででご紹介がとまっていたので本日はその続きの決済までの模様をお届けいたします。ここまでの概要はこんな感じです。

 

(物件概要)

平成12年築(築22年)・RC・3LDK15戸

購入額:1億5,000万

表面利回り:8.9%

 

(メインバンクの融資条件)

プロパー融資と保証協会付の2口で融資が決定

プロパーの方は1億3000万の35年2.2%

保証協会付の方は、3000万の20年0.8%

計1億6000万

というような状況でした

 

実はこの物件は、今回初めてのパターンであったことが一つあります。

 

それは、某大手のアパート経営で知られているサブリースの物件です

 

といっても、元々は毎月固定額の収入という形であったものが、最初の新築時から10年契約という形で、一旦終了し、現状は一般的な管理契約に切り替わっていました。

 

ただし、賃借人との契約においては、貸主はサブリース会社となっていましたので、家主さんとしては転貸という状態は変わっていません。

 

ですので、売主さん自身は物件の数字的なところをあまり把握していない状況がありました。

 

 

実は私とすでに話が進んでいる最中の契約前に、そのサブリース会社が、売主さんに今回の金額は安すぎますよ。。。もっと高い値段で売れますよ…と持ちかけていたらしいのですが、どうやら売主さんはすでにそのサブリース会社に色々不満があったようで、他を探すことなく私との契約をして頂けました。

 

そんな今回の物件を紹介してくれた業者さんは、昨年購入した物件を紹介してくれた業者さんです。その時の模様はコラムNo.158,159です。(決済の時に仲介がいなかったという異例の状況)今となっては笑い話です。

 

 

そして今回もとても良い物件を紹介してくれたので多少の不手際は気になりません。そんな経緯の中で、今回はサブリース会社とのやり取りなどで色々と明るみになったことがありました。

 

 

売主さんの手元には、上記のような状況ですので、賃貸契約書がありませんでした。契約状況に関することは全て、サブリース会社が握っています。ですので、それらとのやり取りに非常に時間を費やしました

 

 

とにかくレスポンスが遅い(おそらくわざとでしょうけど。。。)そんな状況もありながら、現状の本来の物件の中身を紐解いていくと色々なことが判明しました。

 

ということで続きは次回へ(^^;)

 

いつもお読みいただきありがとうございます♪