前回コラムの競売案件の続きです。
築10年未満の一棟アパート。これは応札が殺到する?というように一見すると思いますが、立地が田舎のエリアであることで、少しハードル的な部分があり、リスクがあるような物件です。
(しかしながら需給のバランスは崩れておらず、むしろ家賃帯の値崩れはなく入居率は非常に良い状態です)
そんな状況の中、そのエリアの物件を複数管理する管理会社さんと当社が付き合いがあり、今回は少しアドバンテージがあるような状況で入札に臨むことが出来ました。
ところがいざ入札会場へいくと、なんとその管理会社も応札していたというオチが。。。(^^)
ただ、お互いよく知る付き合いなので、全く気まずい状況は無く、どっちが落札できるか楽しみですね!というような会話を交えながらの感じでいざ開札です。
今回の物件の応札数は。。8社
築浅の一棟アパートではありましたが、やはり立地という部分が一つのハードルとなり、応札者は少ない状況です。
応札額の低い額から順次読み上げられていきます。
一番低い応札者。。約5800万
続いて2番目に低い応札者。。。と順次読み上げられていく中で
ちょうど真ん中あたりで、管理会社さんの応札額が読み上げられました
8件中4番目です。
続いて、5番目、6番目と当社の応札はまだ出てこず
遂に残り二人まで来ました!
当社か別の応札者か。。。
。。。うわぁ~
天を仰ぎました。。。。
あと60万の差で落札できず。。。
今回は落札できたとかも~。。。と一瞬思いましたが
あと一歩届かず。。。
という事で、一応2番手の権利は取得し、万が一、1番手の方が何らかの事情で購入しなかった場合は、当社に権利が回ってきます(多分その可能性はほぼ無いと思いますが。。)
今回の物件は、やはり、価格的には大きく高騰はしませんでした。
私が入札した額で満室想定での表面利回約12%超です。他の入札者さんも同様に無理のない金額で応札しており、今回の落札者さんとも僅差です。
そのようなことで、今回はいつもとは少し違った状況での競売案件。ある意味では掘り出し物件であったかもしれません。
いつもお読みいただきありがとうございます♪
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