前回のコラムで書ききれなかったことで、ちょっとしたエピソードがありましたのでご紹介です。

 

物件の決済時に売主さんからいくつか引継ぎ事項の説明を色々と丁寧に教えて頂きました。

 

その中で、地域的な特徴のあるゴミの問題について懸念事項があるという事で引継ぎがありました。

 

 

今回の物件のエリアでは、市のごみの収集基準が設けてあり、

 

ごみステーションを設置する場合は,概ね20世帯以上に1箇所を基準として設置することができる

 

という設置基準が設けてあり、今回購入した物件は15戸で、売主さんがもう一つその物件の近くに所有している6戸のアパートと合わせて、ゴミステーションを設置しているという状況でした。

 

 

ですので、2つの物件と合わせ一つのゴミステーションという事になるので、6戸の方のアパートの住人さんは、15戸の方に置いてあるゴミステーションに捨てに来ているという形になります。

 

 

なので、決済後に所有者は別々になりますが、ゴミステーションに関しては一緒に使うという事で双方で確認を行いました。

 

 

そんな基準がある中で、今回の物件ともう一つ売主さんが所有している物件は、某サブリース会社の建てた物件でしたが、実は、全く別のオーナーで同じサブリース会社の物件が近くにあるようで、なんとそこの入居者が今回購入した物件にゴミを捨てに来ているらしいのです。

 

 

なぜそんなことになっているのかというと、そのサブリース会社が同じ系列の物件だから、あそこの物件にごみは捨ててくださいと入居者に伝えていたらしいのです。

 

ですので、その物件にはゴミ捨て場が設置されていませんでした。ひどい話です。

 

 

そんな状況なので分別整理されていないゴミも多く、市の業者も収集してくれないこともあり、近隣からもゴミが汚い苦情もあったという事でした。

 

 

そのような経緯があり、売主さんも張り紙等を行い、サブリース会社にも改善するように伝えたらしいのですが、どうやらまだ捨てに来ているような状況でした。

 

 

今回、私が購入することになった区切りで、あらためてサブリース会社に注意を行い、その物件にもゴミステーションを設置してもらうように措置を行い一応解決しました

 

ゴミの問題は自治体ごとに基準がこと細かくあるので、物件を維持管理をしていく上でも色々と確認しておかなければならない事案だと思います。

 

 

いつもお読みいただいありがとうございます♪