前回、8部屋中4部屋空室のアパートからアパート経営を始めて、2部屋埋めたところまで、書きましたが、今回はその続きです。

 

 

必死の思いでやっと2部屋埋めました。

 

これで、多少、修繕などが出ても、ローン返済からの手出しの心配はなくなりました。

ただ、そんな良い条件で買っていないため何とか満室にしたいと強く思っていました。

 

管理会社からの提案を受け入れたり、アパート近隣の客付け会社の意見を参考にしてみたり、経験不足を行動量で何とかカバーしたいと思いました。

 

アパート最寄り駅のオーナー社長と電話番のパート女性だけで運営しているような地元の仲介会社にも飛び込んでみました。

オーナーはもうかなりお年で、そろそろお店を閉めるのかというような雰囲気でした。でも、藁にもすがる思いで

 

「何とかこの物件に客付けをしてもらいえないでしょうか?」

と懇願しました。

そうすると

「AD300なら、すぐ探すよ」

といいいます。今ならこんな提案には絶対乗りませんが、この時は4部屋空いているときだったので、

 

「すぐ決めてくれるんだったら、出しますよ」

って言ってしまいました。AD100で募集していたので破格です。

ただ、このオーナー社長からのお客さんは、一風変わった方が多く、

 

「外国人男性2人入居はダメですか?」

(狭小アパートなんですけど・・・)

とか

 

「おたくの管理会社では、この入居希望者は保証会社に通らないと思うけど、ウチの保証会社なら通る方がいるんだけど、どう?」

とか。

 

ちょっと普通ではないので、すぐ承認できるような入居希望者は話が来ません。

そのうち、4つの空室中、2部屋が埋まったので私の気持ち的にも余裕が出てきました。

 

そんな時、このオーナー社長から

「今度はいい条件だよ」

とか言いながら、地元のラーメン屋さんの法人貸はどうかと言います。入居者は従業員。

 

また、怪しいラーメン屋さんの怪しい従業員じゃ、ないのかなぁと不安を覚えました。

まあ、現地を見がてらにそのラーメン屋に行ってみて、旨ければ決めてもいいか、なんてわけわからず考えて、行ってみました。

 

そうすると、駅前の立地で繁盛店。食べてみるとラーメンも納得の味。

 

 

空室の3部屋目はこのラーメン屋の法人貸しに決めてしまいました。

AD300払って。

ラーメンをしばらく無料にしてくれないかと思いつつ、顔見知りになるのも気が引けて旨いラーメンを1杯食べて帰ってきました。

まあ、繁盛店の契約なら、困って変な従業員を雇わざるを得なかったという可能性も低いかなぁという思いもありました。

 

(結果的にこの入居者と法人は、この後6年間、何の問題もなく入居いただいています)

 

 

最後の1部屋は、ホントに活動が奏功した感じでした。

駅2つ離れたターミナル駅の客付け会社からの申込でした。このお店に足を運んだ時に会話した営業マンからの入居希望者でした。

 

「もう少し初期費用を下げればいけそうなんですが、何とかなりませんか」

 

と言います。

いろんな客付け会社と話すようになっていたので、とんでもない条件を言われるのか身構えました。

 

 

「今月の残りの日数をフリーレントにしてもらえませんか」

 

という条件でした。AD300くれというオーナー社長さんよりよっぽどまともだと思い、即決でOKしました。

 

この客付け会社とは今でも付き合いがあるほど、しっかりした会社だというのがあとからわかり、動くといろんな出会いがあると実感した次第です。

 

もちろん、AD300の怪しいオーナー社長とはその後、ご縁がありません。

 

 

もう6年以上前の話ですが、経験を積む意味では、こういうアパートもいいのかなって思った次第です。

 

 

その後、運営を続けると、入居者の入れ替えも進み、安定的な入居者で満室になっています。大家が活動したことによって、いろいろ肌で感じるその地域の特徴や仲介会社の違いが分かるので、今の状況があるのかなぁと思っています。

 

そんなに素晴らしい物件ではないので、大家が動くのは大事ですね~

 

 

満室になったから、言えるんですが・・・