お久しぶりです。

1ヶ月くらいぶりのブログになります。

 

今回のテ-マは、「買付けが一番の人が購入できるとは限らない。」です。

地方都市にアパート(2棟8戸)を所有するAさんの実例です。

Aさん自身は東京在住で実家の活用としてアパートを新築して20年が経ち、修繕費用が増えてきたこととお子様も東京在住のために遠隔地にある資産で迷惑を掛けたくないと言う思いで売却を決めたようです。

 

地方都市とは言え、JRの本線駅から徒歩10分ほどの場所で近くには分譲マンションや商業施設も多数ある地域です。

金額的には、6000万円、利回り7%ほどでほぼ土地値だったこともあり、ネットに掲載するとすぐに買付けが入りました。

通常であれば、1番で買付けを入れた方が購入することが多いですが、今回の場合は、売主様の希望もあり、1番から3番まで買付けを入れた方からアパート敷地内にある築150年のお蔵をどう利用するかのレポートを提出してもらい、その内容によって決めたいとの要望でした。

このアパートはお蔵付きだったのです。

 

そのレポートの話しを1番手から3番手の方にお話してレポートを提出してもらいました。

その内容は、1番手の方は「解体して駐車場にする」

2番手の方は「解体して自宅を新築する」

3番手の方は「お蔵をリフォームしてカフェを開業する」と言うことでした。

 

売主の判断は、3番手の方「お蔵をリフォームしてカフェを開業する」に売却したいとのことでした。

売主も幼い頃から遊び場所として愛着のあるお蔵を大切にしてもらえる方に譲りたいとの意向でした。

当然、仲介担当者はその意向を聞いたので、購入希望者と仲介担当者との関係も大事ですよね。

 

3番手の方は、買付金額は5700万円で一番安かったのですが…。

金額ではなく、お蔵を大切にしてくれる方に託したい思いが強かったのでしょうね。

売主さんの意向を知るためのコミュニケーションの大切さを痛感した案件でした。