~このコラムは踊り場から次のステージを目指す6年生大家が、不動産に取り組む姿を記した実践コラムです~

 

皆さん、こんにちは~

ジュニアです。

 

<19時初のANA機です>

<消灯時間が早いですね(;^_^A>

 

2022年10月に火災保険が改定となります。

それに先立ち、私は3月にこんなフェイクニュースのコラムを書いています。

 

「今回、私が入手した火災保険の改定に関する情報の最大のポイント、それは火災保険が「実損払い」になる、と言うものです。

「実損払い」って、ご存じですか?

その名のとおり、実際の損害に対して保険金をお支払いする、ということです。

もっと言えば、「領収書」ベースで保険金を請求してもらい、それに対して保険金をお支払いする方式のことです。

今の火災保険は「見積書」をベースに損害認定を行い、それに基づいて保険金を支払っていますが、これを「領収書」ベースに変える、と言う改定となるようです。

この実損払いの最大の問題点は、お客さまが一旦「修理費用を支払う」必要がある、と言うことです。

実際に支払った費用に対してしか、保険金を支払わないのです。

全焼した場合は、2年以内に再築することを条件に保険金を支払い、後日、エビデンスを求めるようです。」

 

この度、10月に行われる火災保険の改定内容が明らかになりましたので、今回のコラムにしたいと思います。

なお、改定内容は保険会社によって異なりますので、その点はあらかじめご了承ください。

今回の構成は以下のとおりです。

 

1.改定の背景

2.保険料の改定

3.築年数割引の拡大

4.最長保険期間の短縮

5.自己負担額の改定

6.悪質な住宅修理業者への対策

7.最後に

 

それでは本題に入ります。

 

1.改定の背景

これは皆さんご存じだと思いますが、近年の大規模自然災害の増加により火災保険は赤字が続いています。

保険会社も事業である以上、赤字を続けるわけにはいきません。

直近4年間の間に3~4回の保険料改定を行っていますが、赤字を脱するには至っていません。

と、いうことは、、、

 

2.保険料の改定

今回の改定で、基本的には保険料アップとなります。

火災保険の保険料は都道府県ごと、建物の構造ごと、また建物と家財によっても違いますので一律ではありませんが、全国平均で約10%の引き上げとなります。

また、マンションの場合は区分所有か所有(一棟全部)かによって、保険料が細分化されます。

これは専有部分は水濡れ損害による事故が多く、共有部分は自然災害による事故が多いことから実施されたものです。

改定後の具体的な保険料は、各社7月に開示されるはずです。

 

 

3.築年数割引の拡大

一方で保険料がより細分化され、割引適用対象が広がる改定も行われます。

具体的には、これまで新築から築15年未満の物件には築年数割引が適用されていましたが、今回の改定で築25年未満の建物にまで適用範囲が広がります。

ですが、上記の保険料アップと併せて考える必要があるため、保険料が必ず安くなるわけではありませんので、ご注意ください。

 

 

4.最長保険期間の短縮

この改定が一番、報道されているかもしれませんが、保険期間が最長10年から5年に短縮されます。

過去には最長36年まで契約できた火災保険ですが、気候変動による自然災害の予測が困難になってきたことなどから、遂に保険期間は最長5年になります。

長期契約は一括払や年払をすることで、実質割引を受けられること、また今後も火災保険が値上がりするとなれば保険料を固定できることなどからメリットがあるのですが、そのメリットが縮小することになります。

 

5.自己負担額の改定

ここは保険会社によって多少違うかもしれません。

建物外部からの物体の飛来、漏水などによる水濡れや不足かつ突発的な事故(破汚損)に関しては、自己負担額が5万円となります。

個人的には、一番イタいところです(笑)

それだけ少額の保険金請求が多いということでしょうね。

 

 

6.悪質な住宅修理業者への対策

そして最後に、近年増えている悪質な住宅修理業者に対する対応策として、保険金支払い要件が見直されました。

全損や再築などを除き、「保険の対象である建物を事故直前の状態に復旧したときに保険金を支払う」と言うものです。

実務上は、悪質な修理業者との関与が無い場合は、お客さまから建物復旧に関する確約(書)を取り付けて保険金を支払うことができるようにするとのことです。

お客さまにとっては疑われているようで、気持ちが良いものではありません。

悪質な住宅修理業者の存在が、結果として保険料アップに無関係ではないと、保険会社が判断しているのでしょう。

非常に残念な改定です。

 

 

7.最後に

自分でもビックリしていますが、3月に書いたフェイクニュースが事実となりました。

個人的には非常に残念ですが、本来の保険の姿に戻ったとも言えます。

それはさておき、地域によっては保険料は大きく値上がりとなりますので、9月までの期間に長期化を検討されては如何でしょうか?

 

 

今回のコラムは、いかがでしたでしょうか。

これから不動産を始める皆さんにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

また、簡単でも構いませんので、皆さんからの感想、ご意見のコメントをいただけたら嬉しく思います。