前回の反省
前回「節税派と利益計上派、拡大に向くのは?」というタイトルで、利益を出した方が良いのか、節税で現金を残した方が良いのか問題について書いてみました。
理屈としてはだいたい、そこで書いた使い分けで間違いないとは思っていますが、ちょっとリアルに「利益出しといた方が良いなぁ~」って実感させられることがあったので、書きますね。
融資打診中
現在、新築の融資打診中です。
もう、(実質上の)最後の最後って人までたどり着いているのですが、その人の審査中に事件があったんですよね。
その事件とは、わたしの法人の決算書が出来上がったこと。
決算書の中身は
決算書の中身は赤字にはしていないのですが、黒小さめな感じです。
前期取得した物件の不動産取得税をがっつり払っていたり、レンタルスペース事業の立ち上げ費用が一時的に掛かっているため、利益が伸びにくい状況でした。
加えて、いろいろ勝負所って判断してたので、現金がなるべく残したい雰囲気を出してました謎
そんなこんなで、まあ、利益が小さかったんですよ。
利益と負債の関係を指摘される・・・
で、担当者から連絡がきました。
銀行員
「いや~この決算書はいかんですよ。利益出るでしょw」
みたいな感じで。
ふくふどう
「え、何か問題あります?いちおう黒字だから大丈夫じゃないですか?一過性の費用が多いし」
銀行員
「債務償還年数的にまずいです。本部が問題視しています」
この辺で、ちょっとヤバいかな~って雰囲気をやっと気づいてきた(遅いw)んで、ちょっと巻き返そうと頑張ります。
ふくふどう
「役員貸付金を資本として計算してくれてます?それに一過性の費用も控除しないと、返済余力を見るっている債務償還年数の趣旨から外れますよね。レンタルスペース事業もこのまま順調にいけば、負債に依存しないCFが増加するので、弊社の返済余力を高めるはずです。」
銀行員
「とりあえず、一過性の費用の内訳と、今後の事業見通しをまとめた資料を依頼させていただきます」
って感じになりました。
この担当者は、こっちに資料を要求するときも「悪いんですけど●●みたいなの作れませんかね~」みたいな控えめな言い方をするのですが、今回のは「・・・依頼させていただきます」ですからねw
言葉のニアンス的に厳しい雰囲気でてますw
この連絡を受けた後、19:30帰宅、23:00くらいまで家族の段落および休憩(ダラケてるだけw)してから、夜中の2時頃まで掛かって資料作成をする羽目になりましたw
最初から良い決算にしとけば、こんな苦労は無いですからね。
良い決算にして、CF圧迫しても、楽に借り入れられれば、結果的に資金繰り改善するので、拡大を目指すならやっぱ良い決算が良いですね!
とりあえず、いろいろ大変でした涙
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