こんばんは!

突然ですが、本日のコラムは読む価値が特に高いのではないかと自負しています。

 

内容は火災保険についてです。昨今、毎年のように火災保険の加入条件の悪化が見られます。ご存知の方も多いと思いますが、この10月にも改悪があります。この段々悪くなる保険加入条件に抗う売主にも買主にも有効なお得技を考えました。

 

火災保険は昔に加入していればしているほど条件(加入可能年数、臨時費用割合など)が良いです。今から昔の条件での加入は不可能です。ただ

 

火災保険は譲渡(名義変更)できる!

 

のです!(スーパー代理店に根掘り葉掘り聞いて確認済)

 

昔に当時の有利な条件で火災保険に加入していることを前提に夫々の立場の場合どのようにふるまうべきか。

 

売主の場合

買主に火災保険の譲渡を持ち掛けましょう。条件は解約払戻金+αで買い取ること。買主からすると、これから保険に入る場合は臨時費用等条件が悪化している+保険料も高騰しているので過去の好条件保険に入るメリットは多いはず。売主にとっては+αの分お得です。

 

買主の場合

売主に現在加入している火災保険の詳細をもらいましょう。そして事前に特約付加、削除の可否を確認の上、条件に満足すればこの保険を引き継ぎたい旨申し出ましょう。対価は交渉次第。保険残存年数は変更できないものの、一部特約は名義変更時点での付加、解約も可能。今から新規の保険に入るよりも安く、より条件のいい保険に入れる可能性があります。

 

交渉がまとまったら、代理店に申し出て名義変更の手続きを行います。代理店には新規保険加入時とは違って名義変更には一切利益が上がらないので、嫌がられることもありますが、契約者が希望していることを拒否できないはずので、強気に申し出ましょう。

 

注意点がいくつかあります。

①保険の有償譲渡は代理店が知ってしまうと、代理店として都合が悪いそうなので、売主と買主の間での話とすること。代理店に代わりに交渉してもらう等はNG。

②解約払戻金自体知らない方もいるので、金額の交渉は慎重に。

 

一般的手法ではないので交渉時に丁寧な説明が必要ですが、私も次の売買時には是非これやってみたいと思います。実際にこの経験をされた方がいらっしゃればコメント頂けたらうれしいです!