日曜大家です。
ご無沙汰しております
いつもコラムを読んでいただきありがとうございます。
今回のテーマは『修繕材料付き戸建物件』についてです。
中古戸建物件が、高騰して買えないとよく聞きます。
私も相場は、かなり上がっていると感じます。
ネット掲載物件で最近時に気になる物件をよく拝見するようになりました。
それは・・・・
修繕途中で材料も物件に置いたまま売却されている物件です。
あなたも見たことはありませんか?
今回の内容については下記の通り
1.中古戸建ての物件価格について
2.修繕材料おまけ付き戸建物件について
3.材料付き戸建物件を購入することはラッキーなのか?
4.まとめ
■中古戸建ての物件価格について
価格は需要と供給で決まりますので、現在の状況から判断すると高騰するのは当たり前だと感じています。
個人的な意見は下記の通り
- コロナ禍で広い戸建に住みたいニーズが高まっている。
- 戸建不動産投資家の増加
- 中古戸建を購入する実需の方の増加
- 材料費高騰により、新築戸建の価格高騰から中古戸建購入ニーズの高まり
- 築古戸建の業者買取価格の高騰
中古戸建ての価格が高騰している中でネット検索すると最近見かけるのが、修繕材料付き戸建物件です。
また、修繕途中戸建物件です。
■修繕材料おまけ付き戸建物件
ネットで気になる物件を検索する中で、ここ数年増えたと感じることがあります。
それが修繕材料付き戸建物件です。
ネットで写真を見るとこんな感じです。
・一部のクッションフロアが施工されている?
・一部の部屋のクロスが貼られている等、途中まで修繕した形跡がみられる。
・新品のクロスやフローリング、脚立等が残置物として置いてある。
明らかに途中まで修繕したが、完成させるのを諦めて売りに出した物件です。
最近のブームもあり、このような物件が売り物件として掲載されることが増えているように感じます。
■材料付き戸建物件を購入することはラッキーなのか?
材料付き戸建物件を購入すれば、高騰している材料費を抑えることが出来る可能性があるかもしれません。
しかし、安易に購入するべきではないと思います。
理由は売主が修繕を諦めた物件です。
しっかりと物件調査をして修繕できるか見極めて購入するべきです。
特に注意する点は基礎、外壁、シロアリ、雨漏り、傾き等
事例を2つ紹介します。
事例1:1階の床が殆どない状態の物件
コンパネやフローリングの材料も残置物として置いてありました。
この物件については購入を見送りました。
理由については地盤影響による傾きがあったからです。
事例2:相続人がDIY途中で諦めた物件
相続して自身で住むためにDIYで修繕するために壁にコンクリを塗ったり、間取り変更で壁を壊した物件。
塗料等の残置物が残されていました。
この物件については以前購入をしました。
理由は売主さんのDIYは内装メインで十分対処できると判断しました。
材料付き戸建物件は売主が修繕を諦めて売りに出しているので、材料費も抑えられ、物件価格も安くなる可能性がありますが、購入を検討する際は十分調査をして購入を検討してください。
■まとめ
異変?修繕材料付き売却戸建増加について
- 中古戸建の価格は高騰してきている。
- 材料付き戸建物件は安く買える可能性がある。
- 材料付き戸建物件は物件調査を十分して購入を検討する
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
ではまた、コラムで会いましょう。
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