前回からお伝えしているこの度購入した物件の空き室の入居付け。予想を大きく上回る入居ラッシュがある中で、これまでと違うセオリーに戸惑いもありながら、なぜそのようなことになっているのかは、今後の対策としても検証をしていかなければなりません。

 

まだ購入して2ケ月ですが、現状まででの動きをまとめて色々と考えてみました。

 

前オーナーは地元の法人所有の物件で、そこの社員さんの一人が物件の管理のほとんどのことをしていたようなのですが、その方が大病を患い、管理が出来なくなり、行き届かなくなって今回物件を会社が手放すに至ったようなのです。(物件のことを任せっきりで、ほかにできる人がいなかったようです)

 

ですので、今年の一番の繁忙期である3月にも全く入居付けの動きが出来ていなかったようで、私が契約時の4月には3室空きがありました。結局、そこから6月末の決済までに入居の動きはなく、退去だけが積みあがっていき、購入時以降で7室の空きまでになってしまったという背景です。(そのうちの一部は、その法人さんの社員さんや親類などが住んでいてそれが退去した部屋もあります)

 

そんな中で、前回のコラムで7室中5室まで埋まったとお伝えしましたが、さらに先日入居申し込みが入り、7室中6室まで埋まる見込みとなったところで、また新たな退去予告(´;ω;`)ウッ…という現況です

 

 

物件購入前に、近隣の競合物件を調べていたのですが、現行の募集家賃(35,000円)と物件のスペック(RC、1DK、駐車場付き)が、その地域の中で非常に供給数が少ない物件という状況であることは把握していました。

 

主流としては、今どきの木造の1Kや1LDKが多く、家賃帯も4万台~6万くらいの設定が多かったので、その需要以外のターゲットでそこそこは埋まるだろうという見込みは持っていましたが、ここまで反響が大きいとは予想外でした。

 

 

あらためて考えてみると、そのエリアは、地方の中でもさらに田舎の小規模な町で、そもそも限られた人流の中で、上記のような今どきの木造1K、1LDKで家賃高の小洒落た物件のニーズは少ないというのが要因としてあるでは?と感じました

 

安くてそこそこの物件の方が圧倒的にニーズが高いことが今回の一連の状況でなんとなく分かってきました。

 

そういったところで、物件そのものは一見すると競争力が無いのですが、それ以上に近隣にこれを上回る条件の物件が無いというのが大きな要因だったのではないかと考えています

 

そしてこの他にも入居ラッシュにつながった要素が一つ二つありました

それは次回へ

 

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