『あのとき…お侍さんが「タカボンのパパ」という人物が存在しないことに安心しましたってコメントくれたの覚えていますか?
貴殿がコラムで演じていた投資家は真剣さが感じられない点も多々あり、将来において絶対に成功しない投資家だと思っていたって…まぁ、ほぼほぼその通りなんですが(汗)』
楽待コラムニストとしてデビューしたとき
会社員はまだ物件を所有していなかった
数年前の話なのに、ずいぶんと昔のことのように思える
あれから4年
持たざる会社員は明日、3号店の売買契約を交わす
『あと他にも…他方、個人的に資産なし、現金なし、経験・能力なしで1棟目に市街化調整区域で戸建てをフルローンによる購入を目指すなど「タカボンのパパ」殿が心配でしたし、初心者の読者を勘違いさせるのでは?と懸念していたので、その意味では安心しているワタクシもいます…ともコメントを寄せてくれましたよね』
※著者の1号店は市街化調整区域(千葉県白井市)
あの頃を振り返ると
懐かしさと自責の念にかられて
何とも言えない気分になる
『…あれから数年しか経っていませんが、楽待コラムニストもコメントをくれる読者の方々もだいぶ様変わりして、もう当時を知る人も少なくなりました。
ネットの世界って…ファミリーレストランで働くアルバイトとお客さんみたいな感じなのでしょうね。
あっ、でも地主の婿養子さんや埼玉サラリーマン大家さん、リーマンまさゆきさんは相変わらず元気でやっていますよ』
とにかく話は尽きないが
明日、売買契約があるのでそろそろ失礼しますと
お会計を済ませて店を後にする
おそらくもう二度と会うことは無いのに
“じゃあまた”と言って別れる
人混みのなかに消えていく後ろ姿を眺めながら、交わした言葉(コメント)を反芻する
ワタクシは貴殿が書かれるイラストがとても好きでした
ワタシも貴方が書かれるコラムがとても好きでした
サラリーマンが物件を買うまで…あと1日
つづく
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