高齢化が進むと、普通の入居者さんだけでは満室経営が難しくなる…ご高齢の方でも生活し易く快適な物件目指す

 

皆さんこんにちは、地方在住大家のゆたちゃんです。

 

今週よりおよそ1週間から10日のペースで1ヶ月間に3部屋の退去が発生する予定で、

現在、最初の1部屋目のお部屋のクリーニングとリフォームを行っています。

今週は早くもお部屋の内見が有り、内見後に入居申込頂いた入居希望者さんの家賃保証会社さんの審査も無事にパスした事から、

来月初旬の入居日に合わせて、今週中にお部屋を仕上げるべく毎日作業をしています。

※入居申込み頂くと、入居予定のお部屋のクリーニングと小修繕作業にも自然と力が入ります…

 

 

そして今月末に退去予定があるファミリー区分のお部屋は、先回の退去時には大掛かりな消臭作業を行ったり、追加で設備を入れ替えたりした事から、

今回は大規模なリフォームを行わなくとも良いとは思うのですが、現入居者さんが東南アジア出身の方なので、

キッチンのガスコンロ周辺や換気扇、水廻り関係の清掃を特に念入りに行う必要が有りそうです。

 

話がコラムの題名の内容から離れてしまいましたが、

先回のコラムでも取り上げた3点式ユニットバス内からトイレの移設工事を行うお部屋は、10年以上同じお部屋にお住まいの入居者さんなのですが、

もともと足腰が不自由であったにも関わらず、これまでは何とか最上階のお部屋にお住まい頂いていましたが、いよいよ階段の上り下りが大変になって来た事から、

階段を使わずともお住まい頂けるお部屋をご用意する事になりました。

 

10年以上お住まい頂いたお部屋で、しかも室内でタバコをお吸いになっておられる入居者さんなので、

退去時のお部屋の原状回復費用は少なく見積もっても20~30万円コース…

※入居者さんには通常の退去時よりは入居者さんの負担が少なく済む様に清算しますと伝えて有るので、多くは大家側の負担として処理する事になると思います…

その他に次の入居者さんにご入居頂けるお部屋(商品力のあるお部屋)に仕上げる為に行う3点式ユニットバスからのトイレ移設工事費用が最低でも50~60万円と、

今回退去されるお部屋を仕上げる費用は全部で100万円前後掛かる事になりそう…です(大汗)。

 

それでも大家として、入居者さんに対して、出来る限り寄り添う大家を目指す事で、

結果として入居者さんの長期入居に繋がり、経営の安定性が高くなると考えています。

 

入居者さんに出来る限り寄り添った賃貸経営…言葉で表現する事は簡単ですが、実際に実行し続ける事は結構大変です。

※長期の入居者さんでも、室内の使用状況が良くない方も居られ、退去時には通常の原状回復費用の2~3倍以上掛かると思われる方も居られます…

※ご高齢の入居者さんによっては、最近やる気が出なくて、このままでは痴呆症になってしまうかもと危惧されている方も居られますので難しいのですが…

 

それでも自分の入居者さん全員が幸せに暮らせる物件を目指す…

自主管理で賃貸経営を続ける事による、入居者さんと大家にとって利点を考えながら、それが一番生かされる様にしたいと思います。

 

ここまでお読み頂きありがとうございました。