北国の大家です。

いつもコラムをお読み頂き、ありがとうございます。

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本当に感謝しています!

 

<この時期、道民は鮭のはらこから自家製のいくらを作ります>

3千円のはらこから、3万円分のいくら丼が作れます

原価率10%、利益率90%です(汗)

 

不動産投資の話題で、時々違和感を覚えることがあります。

例えば私がサラリーマン大家の時代に、

貴方は不動産投資家ですか?

と聞かれたら、「わかりません。アパート経営をしています。」と答えたと思います。

3年前、脱サラ後に専業大家を目指した時は、

専業大家=不動産投資家=資産家

だと思っていましたが、これも違和感があります(汗)。

結論から言うと、不動産投資家という言葉が持つ意味が広すぎる感じがしています。

不動産投資について学ぶときや、楽待実践大家コラムや楽待相談室などで、諸先輩のアドバイスを受ける場合も、この辺が整理されていると受け入れやすい(遠回りが少ない)気がします。

大家業25年間、脱サラ後3年、専業大家2.5年間の私ではありますが、今回はこの辺について掘り下げたいと思います。

効果としては、例えばですよ!

詐欺に感じる話や物件も、ポジションが違うと少し印象が変わる可能性もあるかなと思います。

私は脱サラ直後、不動産投資を理解するのに、実はこんな分類をしていました。

・資本家

株主や不動産所有者が代表選手。株式の配当金、不動産の家賃、株式や不動産の売却益(キャピタルゲイン)などの不労所得で生活を維持している人たち。

・事業家

企業活動や社会貢献活動行う人。最近では事業拡大が上手な人を指す。イメージとしては、0を1にするのが起業家、1を2・3・・・10と拡大するのが事業家

・実業家

商工業の経営者で、実際の物やサービスを提供する会社経営者たち。地主系の通帳を眺めているだけで所得が得られる人は資本家でしょう

 

この3分類は脱サラ直後に私が持っていたイメージです。

今は更新されていない私のブログ(汗)の抜粋で、専業大家=資本家のイメージです。

早い話が、サラリーマンから資本家になるぞ!と思っていた訳です。

これは、金持ち父さ〇、貧乏父〇ん(書籍)の影響が大きいと思います。

税率の高い所から税率の低い所への遷移(移動)で、これもリッチ・ダッド・カン〇〇ーの影響です。

今考えると、不動産投資家は資産化を目指すプロセスとも言えるし、負債を気にしなければ資産家そのものかもしれません。

しかし!

この3分類は不動産投資家より概念が大きく、不動産投資家や専業大家は何者か?を理解すには、部分的にしか役に立ちません(汗)。

楽待実践大家コラムを1年間読み続けることで、切り口を職種で整理して、抽象化(大きい分類)ではなく、細分化すると解りやすい事に気付きました。

※楽待実践大家コラムには本当に感謝しています!

単に私の勘違いでなければ良いのですが(汗)

具体的に特徴を際立たせると、こうなります。

例えば、サラリーマン大家を目指す方の大多数は、①賃貸業(経営者)です。

だからこそ、楽待ち相談室の回答では、私を含め多くの方が、①賃貸業(経営者)を想定して回答されています。

ですが、例えば1億円の物件を買って、キャッシュフローがゼロの時、①賃貸業(経営者)の職種ではあり得ない!ですが、③投資家と考えると目先のキャッシュがゼロや若干のマイナスでも、想定内(又は資力がある)であれば、アリかもしれません。

インカムゲイン+キャピタルゲインを最大化すれば良いので、必ずしもインカムゲイン(月々のキャッシュフロー)を求めなくても良い場合です。

但しこれには、十分なフローとストックが必要になるので、サラリーマンが目指すには効率が悪い手法です。但し投資全体のキャッシュフロー(インカムゲイン+キャピタルゲイン)は、肌感覚+2回の売却体験では③投資家が一番大きい(コンクリ貯金は偉大)場合も多いとも感じます。

※楽待実践大家コラムニスト、子ども大家さんのコラムやコメントの影響もあります。

同じ不動産投資家でも、①賃貸業、②販売業、③投資家で価値観が違う!

①賃貸業(経営者)は物件選択の幅も広く、経営者(不動産投資家)の力量が成果に大きく影響するのに対して、③投資家は誰がやっても安定した経営(その後の売却)が出来る物件を選ぶことが出来る。

勉強の成果が出やすい(経営の影響が成果に直結する)、やりようによってはガラボロでも大きな利益が上げられるのが①賃貸業(経営者)で夢があり、取り組める絶対数が多いのかなと思います。

(私もそうですが)一般の持たざる者がチャレンジするには、①賃貸業(経営者)が魅力的に見える。

そんな背景もあり、一般的には不動産投資家=①賃貸業(経営者)ですが、3分類を理解すると、より多くの不動産投資家の意見が有意義に感じられると思います!

今回はカテゴライズと現状把握までですが、今後少し掘り下げたいと思います!

 

今回のコラムは如何だったでしょうか?

私達夫婦はコラムを通じて初心者の方に、不動産投資に取り組む際の「情報」と「勇気」を届ける事をテーマとしています。

我々の実践行動が、少しでも皆様のお役に立つ事を願っています。

―以上です―