みなさん、こんにちは、こんばんは、お疲れさまです。

プロマネ大家です。コラム読んで頂きましてありがとうございます。

 

10月から大学院科目履修制度の後学期が始まるのですが、スタートアップに関する授業を取りまして、またレポート作成の日々が始まる今日この頃です。大人になると、なぜか少し勉強したくなるという不思議ですね。

 

今回は「貸し会議室での密会」についてお話させてください。

 

■前回コラムの続き

前回コラムは、「中古区分マンションの管理組合」でした。

プロマネ大家が区分中古マンションを買った後、全く機能していない管理組合の理事長になったというお話でした。

 

今回は、「貸し会議室での密会」になります。

 

プロマネ大家は2階の区分中古マンション所有者に「この管理会社ふざけてる!!」と言われて、理事会に呼び出されることになったのでした。

 

この方は、区分マンションのオーナー全員に声を掛け、参加できる人は来るように伝えていました。

プロマネ大家から見ると、もうその行動力だけでびっくりです。

 

「理事会の開始時間ギリギリになってしまった・・・

貸し会議室の場所はここでいいのかな」

 

プロマネ大家は理事会が開催される貸し会議室の前から、中の様子を伺いました。

もうみなさん、すでに集まっているようです。

 

しかし、どんな方々がこの区分マンションのオーナーなのでしょうか?

プロマネ大家はドキドキしながら会議室の中に入りました。

 

■貸し会議室での密会

「マンションの理事会の会場はこちらでよろしかったでしょうか?」

中に入って、あれっ、プロマネ大家は「場所を間違えたか!」と一瞬思いました。

なぜなら、そこにいらした人は8割くらいが女性だったからです。

 

「(どうして女性がこんなに多いんだろう・・・)」

そう不思議に思ったプロマネ大家ですが、後からその理由が分かりました。

 

なぜなら区分マンション購入者は旦那だが、「理事会に行くのは面倒だ、でもなんか今回は騒いでいる人がいるからよくわからないけど、代わりに奥さん行ってきてくれ」ということで女性が多かったのです(^_^;

 

そして、前方から一人の男性がプロマネ大家に近づいてきました、年齢は50代くらいでしょうか、今回の理事会の開催者である、2階の区分マンション所有者でした。

 

「どうもプロマネ大家です。気がついたら理事長になってました」

「”気がついたら理事長になってました”とは何だ!!」

 

完全に挨拶の入り方間違えました・・・

(なんだこの適当なヤツはと思われたのでしょう・・・)

 

プロマネ大家はとぼとぼ、そしてしょんぼり席に座りました。

 

「みなさんにお集まり頂いた理由は他でもない

この管理会社はやるべき仕事、責務を果たしていない」

「ゆえに、管理会社を変更したく、オーナーの皆様の意見を伺いたい」

 

オーナーの皆さん

「( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…」

 

■無関心が行き着く先は

でも、まあ「管理会社は仕事をしていない」はごもっともでした。

理事会は開かない、管理規約はメンテしない、マンションの掲示板は壊れたまま、駐輪場も整理されていない、勝手に学習塾を開いている入居者がいても注意しない、その他いろいろ・・・

でもこれはオーナーの管理に対する無関心が招いたのでしょう・・・

そしてその無関心の行き着く先は・・・

 

管理会社に管理費を払うだけの

「養分」

です。

 

「そして、理事長のプロマネ大家は何もしていない!!」

 

ガーン、ガーン、ガーン(T_T)

すみません、わたしはハンコをポコンポコンと押しているのですが・・・💦

 

そしてちょっと、プロマネ大家をいじめるのは、やめてもらっていいでしょうか・・・

プロマネ大家はもう、いたたまれない気持ちになりました。

 

すると、ここで女性のオーナーが割り込んできました。

 

「プロマネ大家さんをそんな言ったらかわいそうですよ

わたしも理事長の時、一人で怖かった」

 

・・・ありがとう、助け船を出してくれて、女性は優しい(>_<)

 

「こうやってオーナーの皆さんが集まったのだから、みんなで考えましょうよ」

ここで、オーナーのみなさんにマンション管理を自分事として一緒に考えようという空気が生まれたのでした。

 

 

「・・・俺はこの管理会社を絶対に許さない・・・」

 

あのう・・・、まだ何かあるのでしょうか?

この管理会社をどうするのでしょう?

 

そして、プロマネ大家はこの2階の区分マンション所有者が次に話した言葉にたまげるのでした。

 

 

つづく

 

今回のコラムは「貸し会議室での密会」でした。

一例としてご参考になれば幸いです。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました!