こんにちは。
セルフ管理大家の良波直哉です。

今回のシリーズでは、
自主管理と委託管理を融合させた
サラリーマン大家にとって都合のよい
「セルフ管理」をテーマにしています。

前回のコラム(5話)では、
入居者募集の「募集業務」に
ついて考えてみました。

今回は、
入居者募集の契約業務について
考えてみたいと思います。

入居者募集の契約業務

契約業務は、
入居を決めて下さったお客様との
賃貸契約や費用に関する業務です。

この契約業務も3つに分けて
考えてみます。

① 賃貸契約の手続き

まず契約の前にお客様の確認です。

住民票や源泉徴収票、
免許証のコピーなどを確認し、
保証会社に審査をお願いします。

保証会社の審査が通ったら、
次はいよいよ賃貸借の契約です。

契約に必要な書類は主に2つ。
・重要事項説明書
・賃貸借契約書

この他にも、
ペット可の部屋では、
ペットの飼育に関する確認書
などもあります。

この賃貸借の契約は、
宅地建物取引士の資格があれば、
サラリーマン大家でもできます。

しかし、
ここで重要なのがスピードです。

契約が遅れると、
お客様が別の部屋で
契約してしまう恐れがあります。

実際に、
保証会社の審査が通った後に、
キャンセルとなったケースもあり、
油断は大敵です。

契約手続きが遅れる
可能性がある場合は、
管理会社に任せるのが
良いかと思います。

② 火災保険の契約

入居される方には、
火災保険に加入していただきます。

賃貸用の火災保険は、
「少額短期保険募集人」という
資格を取れば
サラリーマン大家でもできます。

私も、この資格の取得を
考えたことがあります。

しかし、
保険の加入対象は、
私の入居者さんだけ、

そうなると、
費用対効果はどうなのか?
ということを言い訳にして
ずっと見送ってきました。
(怠慢なだけですが)

このコラムを書きながら、
そろそろ保険の資格を
取ろうかと思っています。

そこで、
「少額短期保険募集人」の
資格を持っている
大家さんにお願いです。

資格取得の体験談や
保険対応の実情など、
コメントで教えて貰えると
うれしいです。

③ 入居時費用の精算

契約業務の最後は、
入居の手続きに関する
費用の精算です。

家賃の日割り精算や、敷金、
入居を決めてくれた会社への
広告費などです。

これは、
サラリーマン大家でもできますし、
管理会社に任せたとしても、
自分での確認が必要です。

入居者募集の次は「入居中対応」

入居者の募集が終わったら、
次は入居中の対応です。

私も37室を
サラリーマンをしながら
自主管理していた時は、
本当にいろんなことがありました。

ということで、
次回のコラムでは、
「入居中対応」の業務について、
考えてみたいと思います。