北国の大家です。
いつもコラムをお読み頂き、ありがとうございます。
皆様から頂いた「コメント」「いいね」が執筆の励みになっています。
本当に感謝しています!
USJはTDLより濡れますね(汗)
チャンスを掴むには
私は過去コラムで、こんな事を書きました。
【実践大家コラム】イグノーベル賞(経済学賞)から学ぶ不動産投資、成功の極意!
このコラムではシミュレーション結果から、こんな感じでまとめました。
①最も成功した人が、最も才能のある人ではない
②才能よりも、幸運に遭遇する回数が重要
このコラムに、テリー隊長さんからこんなコメントを頂きました。
「チャンスはランダムに色々な形で来ているんですけど、心の準備ができていない人には見えないし、つかめないんだと思います」
ありがたいお言葉を頂きました。私も同感です!
これを解りやすく説明する例などがないかと探したら・・偶然こんなのを見つけました。
ホリエモンの理論です(汗)。
桃太郎理論(byホリエモン)
「お婆さんが川に洗濯に行って、ドンブラコ・ドンブラコと川に流れてきた桃を拾いますが、これは明らかに異常行動であり、普通の人は拾わない。さらに、お婆さんは拾った桃を割ってしまう・・・。
このお婆さんの行動こそが、これがチャンスを掴む本質だ!」
と言うものですが、皆様は納得されたでしょうか?
私は深く納得しました!
普通の人なら大きな桃が流れてきたら、「危ないから触るな!」と言ってみたり、無視して見なかったことにするか、現代での出来事を想定すると珍しいとして写真を撮る程度かなと思います。
それを拾い上げて、しかも割ってしまうという、普通の感覚では暴挙に感じる行動をとり、そこにチャンスがあったのですから、テリー隊長さんのこの部分と一致すると思うのです。
~心の準備ができていない人には見えないし、つかめない~
では、どうすれば心の準備ができるのかを確認していきます!
コンフォートゾーン
自分を生きる学校より抜粋
心理学や自己啓発などでよく登場するのがコンフォートゾーンです。
コンフォートゾーンとは居心地の良い領域の事です。
又は、安心/安全で予測可能な領域と言い換える事も出来ます。
人には心理的ホメオスタシス(恒常性)があります。
心理的ホメオスタシスとは・・
ホメオスタシスは生物学の用語ですが、ここで取り扱うのは心理的ホメオスタシスです。人間は生存を最優先するので、安全である空間や領域を把握し、そこから出ることを脳が危険と判断すると言われています。
変化を拒み、一定の状態を維持しようとする働きのことを、心理的ホメオスタシスといいます。恒常性とも言われます。
新しい事へのチャレンジを邪魔するのが、この心理的ホメオスタシスです。
(楽待相談室 虫さんの回答より)
ホメオスタシスの働きで脳は変化を嫌い、コンフォートゾーンに留まろうとするのです。
図の通り、コンフォートゾーンを抜けると
恐怖ゾーン→学習ゾーン→成長ゾーンと移行します。
成長ゾーンまで行くと新たなコンフォートゾーンができて、安心・安全な領域となります。
私の脱サラ後の奮闘記を振り返ると、まさに!この流れで新しいコンフォートゾーンにたどり着いたなと実感します。
コンフォートゾーン サラリーマン
↓
恐怖ゾーン アパートが買えずに計画が破綻
↓
学習ゾーン マインドチェンジ、不動産投資の勉強を始める
↓
成長ゾーン それなりの成果が出て、専業大家になる(目標達成)
※新コンフォートゾーンの形成
実は最近、幾つかの心理学セミナーで、コンフォートゾーンを抜け出す方法を習いました。
①目標を達成した将来のイメージを持つ
②スモールステップにする(いきなり大きくは無理)
③人を頼る
④逃げ道をふさぐ
最近習ったこの4点と私達の脱サラ奮闘記を重ねると、意外にこれを私自身が実践していたことに気付きました。
私の過去コラムを読んで頂いた読者の方には、私達の奮闘記の実践内容と同じだと気付かれる方もいるかもしれません。
私達は妻の法人を立ち上げて、公庫から借り入れを起こすことで突破口を開きました。
こんな感じで実践した事になるかと思います。
①目標を達成した将来のイメージを持つ
2~3棟のアパートを夫婦でどう運営するかなどを、夫婦で話し合い、運営のイメージを持つようにしました。
私のコラムや最近公開された動画でも「運営のイメージを持つ」ことの重要性について触れています。
②スモールステップにする(いきなり大きくは無理)
過去のコラムでも書きましたが、私はアドラー心理学研究会で「アパートを2棟買っていること!」と、今の規模に比べると小さな目標を設定しました。
※「買う」ではなく「買っていること」としたのは、潜在意識の書換を意識したからです。この辺は機会があればコラムにしてみます。
③人を頼る
私達はとにかく人を頼りましたし、楽待動画の「私の一棟目」では「不動産投資は一人でやらず、人を頼って欲しい」というメッセージで締めています。
言い方を変えれば、チームを作って運営に臨む!って感じです。
④逃げ道をふさぐ
脱サラした事です。
今振り返ると、そういう効果があったという意味です。
計画した訳ではありませんでした・・。
偉そうなことは言えませんね、やはり私は走りながら考えるタイプです(汗)。
ちなみに自己啓発セミナーなどで、「頑張るのは良くない」と言われることがあります。
これはコンフォートゾーンから抜け出すのではなく、留まる意欲を強化するからかな!?と私は感じています。
まとめ
今回の話をまとめるとこうなります。
・チャンスを掴むには準備が必要
・準備としては、コンフォートゾーンから抜け出すことが重要
但し、コンフォートゾーンを変える必要性がない場合は、この準備は不要です。
※私はこれを「決意」と言っていました。
投資家はリスクを取って投資を行います。
※私はこれを「勇気」や「挑戦」と言っていました。
今では危険とも訳されるリスクと言う言葉ですが、もとはイタリア語のriscareに由来する言葉で、「勇気を持って試みる」という意味があったと言われます。 「運命ではなく自ら選択する」という意味があり、結果として遭遇したくないことに遭遇する可能性のことを指すようになったと言われています。
今回は実践報告として、私の脱サラを取り上げましたが、リスクを取って(勇気をもって)取り組まれている不動産投資家の方には、コンフォートゾーン(やその抜けだし方)は、頭の片隅に置いても、損ではない話かなと思います!
今回のコラムは如何だったでしょうか?
私達夫婦はコラムを通じて初心者の方に、不動産投資に取り組む際の「情報」と「勇気」を届ける事をテーマとしています。
我々の実践行動が、少しでも皆様のお役に立つ事を願っています。
―以上です―
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