~このコラムは踊り場から次のステージを目指す6年生大家が、不動産に取り組む姿を記した実践コラムです~

 

皆さん、こんばんは~

ジュニアです。

 

<体重が最高記録を更新中ですが、、>

<地味にハマっています(汗)>

 

先日までの戸建特集、私はコラムをアップできませんでした。

本業が忙しかったこともありますが、私はここ数年間、戸建には買付すら入れておらず、情報がアップデートされていません。

コラムを書けるようなネタがありませんでした。

本当にスミマセン<(_ _)>

 

 

個人的には日曜大家さんやロジカルさんなど、久しぶりのコラムを読めて嬉しかったし、参考になりました!

この場には色々なスタイルの大家さんがいて本当に勉強になると、改めて思いました!

 

さて、今回は不動産の相続についてです。

私自身は、子供たちに不動産を残すつもりはありません。すべて換金し、夫婦で使い切るつもりです。

そう考える理由をコラムにしました。

 

 

1.不動産投資の目的

過去のコラムにも書いていますが、私が不動産投資を行う今の目的は60歳で勤務先を退社し、以降の生活費を稼ぐことです。

 

もちろん希望をすれば再雇用はしてもらえます。

そしてもちろん厚生年金は65歳まで受取れません。(前倒しする選択肢はありますが、、)

当初は生活費の一部にでもなればと言う気持ちでしたが、今では60歳以降は家賃収入+預貯金で、65歳以降は家賃収入+年金で「豊かな」生活をすることが目標です。

 

その為に、今は不動産に相当の時間とお金を費やしています。

 

 

2.中長期プラン

間もなく、最初の物件を買ってから6年が経ちます。

私の中では当初の10年間はタネ銭とタネ物件を貯める時期であり、大家修行の期間です。

 

タネ銭を不動産で貯めながら勉強する、そんなイメージかもしれません。

当然ながら利回り重視になるため、築古や借地権などもターゲットになってきます。

サラリーマンの属性を活かして借り入れできるのも、その期間だけですしね。

 

次の10年で物件を組み替えながら、手間のかからない状態を目指します。

いつまでも空室で大騒ぎして、客付け会社に営業するのもイヤですからね(笑)

 

そうこうして20年、そのころ私は70歳近くになっています。

私とカミさんの残りの人生を見越して全てを売却し換金します。

お気に入りの物件くらいは残すかもしれませんが、基本的に不動産賃貸業としては整理をするつもりです。

 

 

3.不動産は甘くない

私が不動産を相続させない理由を端的に言えば「不動産は甘くない」、ということです。

 

私自身、不動産投資で成功しているなどとは思っていませんし、将来的に成功できるかは分かりません。

相当の時間、お金と労力を費やしてはいますが、サラリーマンとしての給料と単身赴任などの環境があって、何とか出来ている状態です。

 

もちろん、不動産投資で大きく成功することも可能だと思いますが、もちろん失敗するリスクを伴っています。

 

そこに踏み込むには、「自ら」その意思と覚悟を持つことが必要だと思います。

 

 

4.副業としての不動産投資

もちろん、代々地主の家に生まれた人もいれば、不動産賃貸を本業とされている人もいます。

そして不動産投資で成功する人もいて、出続けることと思います。

 

が、

 

これからの不動産投資は厳しさを増すばかりで、とてもブルーオーシャンとは思えません。

成功するには、高い意欲と能力が必須となるでしょう。

 

そんな不動産投資の成功パターンのひとつは副業、つまり兼業大家だと思っています。

その前提としては「本業でもしっかりと成果を出せること」です。

ハンパな気持ちなら、養分になるだけです。

 

今のところのウチの子供たちには、その素養は見当たりません。

大器晩成なのかもしれませんが(笑)

 

 

5.親の資産

もう一つの理由、それは親の資産を当てさせないということ。

 

子供たちには自分の生活は自分自身で、自分の家族は自分自身で守って欲しいと願っています。

間違っても親の収入や資産を当てにすることなど、すべきではないと。

 

長寿大国日本では、平均寿命は80歳を超え女性は90歳に迫っています。

2次相続が発生するときの子供たちの年齢は60歳を超えていることも、珍しくないでしょう。

 

そんな時代に親の限られた資産を当てにした人生設計をしていたら、、、

恐ろしい結末しか想像できません。

 

「残すことが良いことだとは限らない」

「与えない愛情もある」

天邪鬼だから、そう考えるのかもしれません。

 

 

6.最後に

サラリーマン大家としての、ポジショントーク全開のコラムとなりました。

 

「親の資産は当てにならない」

私がこのような思考に至ったのには理由があります。

 

サラリーマンだった私の父は、3つの戸建を残して旅立ちました。

3人の子供にそれぞれ、という想いからです。

 

10数年前に父が亡くなり1次相続が発生しましたが、子供たちで話し合い、全て母に相続させました。

お蔭さまで母は元気で、私は数年後に定年を迎えます。

母には長生きして欲しいと思います(笑)

 

 

今回のコラムは、いかがでしたでしょうか。

これから不動産を始める皆さんにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

また、一言でも構いませんので、皆さんからの感想、ご意見のコメントをいただけたら嬉しく思います。