~このコラムは踊り場から次のステージを目指す6年生大家が、不動産に取り組む姿を記した実践コラムです~

 

皆さん、こんばんは~

ジュニアです。

 

<転勤から9カ月で30000P!>

<来年はサファイアを目指したいな、、>

 

 

前回、前々回は、不動産を子供に相続させるかと言う問題についてコラムにしました。

多くの方からのコメントは、私にとって非常に参考になるものでした。

 

しかし、コラムのテーマとしてはイマイチでした。

まずダメだったのは「不動産を相続」と括ってしまいましたが、「不動産」そのものなのか「不動産投資、もしくは賃貸業」なのかによって、全く違う意味合いになる、ということ。

次に同じ不動産でも、親や先祖から相続を受けたモノと、私の持つ、にわか大家がブームに乗って買った不動産とでは、その意味合いが全く違う、ということでした。

 

色々な人の考え方を知ることが出来たのは、非常に参考になりましたが、コラムのテーマとしては大雑把過ぎたようです。

それでも、不動産と相続が切っても切れないモノであることは理解できましたので、今後の私の考え方にも影響を与えてくれると思います。

 

 

さて、既に物件をお持ちの皆さんは、不動産投資を始める前に目標を設定しましたか?

セミナー、コンサル、動画や書籍などでは、目標設定の重要性が説かれているケースが多いようです。

私自身も物件を所有する前に目標を設定していましたが、今にして思えば、テキトーな目標だったと思います。

目標は固定されているモノではなく、環境や自身の成長と共に変わっていくものであり、その先の目標に相続があるような気がしました。

 

そんなことで、今回は目標設定についてのコラムです。

 

 

1.事前準備期

私は不動産投資を始める前に多くの書籍を読み、セミナーにも参加をし、個別の相談会にも行きました。

業者のセミナーや個別相談会では、どのような物件が欲しいかを聞かれ、私が融資を受けて買えそうな「今、売りに出ている」物件を紹介してくれます。

 

結局、その流れで買った物件は一つもありませんし、もっと言えば現地に見に行った物件も2つだけです。

それ以外は、初心者どころか物件を持っていない私ですら。見に行くまでもないと思える物件でした。

 

 

2.求められた目標

そんなあるとき、私はとあるコンサルタントに個別コンサルをしてもらう機会に恵まれました。

当時のメールを見ると2015年の初秋のこと。

初めて物件を買ったのは2017年1月ですから、それより1年半も前の話です。

まず聞かれたのは、「不動産投資の目標は?」というものでした。

それを聞かないとコンサルが始まらない雰囲気で、正直言って困りました(汗)

 

で、

その時に応えた私の目標は「月に10万円のキャッシュフロー」

 

今にして思うと、キャッシュフローの意味も理解していない素人丸出しで、目標にすらなっていません(笑)

 

それでもコンサルタントさんはスラスラとノートに以下の図を書きながら、私の買うべき物件のスペックなどについて、具体的なアドバイスをしてくれました。

 

(猪俣淳 著「誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組み合わせ戦略」より抜粋) 

 

今にして思えば、何も知らない、何も分からない私に向かって小一時間。本当に有難い話です。

ただ、申し訳ないのですが、その時の目標は不十分で不完全なモノでした。

 

 

3.私の目標たち

不動産投資を始める前は、株や投資信託に少しだけ投資をしていました。

といっても投資額は2~3百万円程度。

 

当時の目標は月に2~3万円。

単身赴任先から自宅への1往復分の交通費でした。

株や投資信託も売らないと利益確定できない点は不動産と一緒です。

それでも口座残高を眺めて一喜一憂していた記憶があります(笑)

 

不動産投資を始める前、もしくは初めてしばらくの目標は月に10万円。

これは毎月の住宅ローンの金額です(汗)

ここだけの話ですが、40代後半でマイホームを購入した私は79歳までの住宅ローンを抱えていますΣ( ̄□ ̄|||)

単純な目標ですね(笑)

 

どちらもですが、仮に今の私がこれから不動産を始めたい人から相談を受けて、このような目標を聞かされたら、、、

「物件を買うには勉強が足りないんじゃない?」

と、言ってしまうかもしれません!!

もちろん、自分のことは棚に上げてです(笑)

 

キャッシュフローの何たるかも分っていないこと、それを恥ずかしげもなく公言している辺りはヤバいと思います。

 

 

4.今の目標

そんな私が、今の目標である「60歳での退職」を明確にしたのは、区分1号、2号の後、アパート1号を買った辺りだと記憶しています。

 

月に10万円のキャッシュフローであれば、区分をあと一つか二つ買えば達成できたと思います。

それでも中古のワンルーム区分マンションを買って少し自信もつき、いい意味で、欲も出てきたんでしょう。

それが簡単ではないことも実感しながらも、背伸びをすれば手の届く、自分のモチベーションにもなる良い目標を、我ながらよく見つけたモノだと思います。

 

その結果、次の物件に選んだのが中古の木造アパートだった。

その後の方向性を決めたのは、その時の目標だったということになります。

 

 

5.最後に

経験をすることで、目標はより明確に具体的になるものです。

少なくとも、私の場合はそうでした。

 

今でも、不動産を始めるのであれば最初から目標を明確に持つべきだと思います。

でも、それって難しいですよね。

 

 

私もこんな感じですから、アバウトな目標でも大丈夫だと思います。

行動すれば、経験すれば、自然と具体的になっていきますから。

 

 

今回のコラムは、いかがでしたでしょうか。

これから不動産を始める皆さんにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

また、簡単でも構いませんので、皆さんからの感想、ご意見のコメントをいただけたら嬉しく思います。

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