~このコラムは踊り場から次のステージを目指す6年生大家が、不動産に取り組む姿を記した実践コラムです~
皆さん、こんにちは~
ジュニアです。
<いつも宛名が手書きのアパ2号の家賃明細>
<細く切ったメモが入ってました(嬉)>
前回のコラム「#341 私が不動産を相続させない理由の件」では、私が子供たちに不動産を相続させるつもりのない理由をコラムにしました。
今時点、12月11日(日)の13時現在、21名の方からコメントをいただいていますが、それらの方々を含め、いつもコメントをくださる皆さんには、本当に感謝をしています。
ありがとうございます!
<(_ _)>
私は「いいね」と「コメント」をいただくことでしかコラムニストとしてのモチベーションは保てませんので、非常に有難く、本当に感謝しています。
さて、私はコラムに書いたとおり子供たちに「不動産を相続させない」と思っていましたが、皆さんからのコメントを読ませていただき、「不動産を相続させるかもしれない」と考えるようになりました。
今回は、そのように考えるに至った理由をコラムにします。
1.相続させるご意見
まずはいただいたコメントを大雑把に分けてみました。
まずは相続させるとのご意見(の一部)を、コメントをいただいた順番に記載してみます。
「一方で子供には不動産を残したいと考えています。
私が相続資産をきっかけに不動産投資ができたように、預金ではなく投資商品(不動産)を残すことによって、子供が投資について考えるきっかけになればと思います。」(半沢ジローさん)
「子どもたちのこと?パーフェクトな相続をさせるつもりです。英才教育もしています。ただ、もらったあとにどうなるかはしりません。私が死んだあとの心配は私にはできないです。」(テリー隊長)
「でも、自分は残せるものは残したいなと現時点では考えています。もちろんそれがあることによって、子供達の考え方が依存的になり、マイナス点ばかりでは目も当てられないのですが。まだ、今後も紆余曲折がありそうですが、よく考えながら進めていけたらと思います。」(将棋大家さん)
「相続に関しては残す派です。私が26歳で土地を相続したので、子どもたちにも残す予定です。私が60歳、子どもたちが30歳前後でチャレンジ物件を全て売却して、好立地・築浅・新築に移行して子どもたちを法人役員にする。
その後私の存命中に非課税の範囲で、資本金・役員貸付金などを、毎年贈与するってイメージです。」(北国の大家さん)
「私自身は子どもに資産を残すために不動産に投資していることは前々からコメントし続けている通りです。」(rin5さん)
「私は子供に本業も副業である不動産も相続させるつもりです。
ただ、条件として、本業に必要な資格、不動産投資に必要な資格を取らせています。」(attiさん)
「僕は子供たちの「力量に見合った範囲」で不動産に限らず残せるものは残しても良いかなと考えています。
そしてその力量を大きくすることはサポートしてあげたいなととも思います。」(おやじぃさん)
皆さんそれぞれの家族構成、経験、資産背景、ポジションや性格によって考え方も様々ですね。
非常に参考になるコメントでした。
それぞれのコメントはその一部を切り取ったものであり、コメンテーターの方の本旨とは限ませんので、その点はご了承ください。
「相続させる、相続させるつもり」などの文言が入ったコメントの方のみ、ピックアップさせていただきました。
また、当然ながら地主さんや専業大家さんなどは、相続させることが前提となっている環境であることも含んでお読みください。
2.相続させないご意見
次に相続させないとのご意見です。
「もし私も子供がいても不動産は残さないと思います。」(misさん)
「先日お話しましたが、私も同感ですね!」(aloeさん)
「独身で子はいませんが、凄く共感できます。」(たけさん)
misさん、たけさんの場合は、仮定の話としてコメントを頂きました。
具体的に「相続させない、相続させないつもり」など書いていただいたコメントは少なかったですね。
多くの皆さんは、「不動産投資の厳しさ」「子供を過保護に育てない」ことを前提としながら、相続については想定されているんだと思います。
不動産とは、切っても切れないモノなのかもしれません。
3.相続はアリ!?
いただいたコメントの中に、私のハートにズバッと刺さり、「相続、アリかも」と思わされたのが、gartさんから頂いた以下のコメントです。
「SNS交流で孤独な不動産投資から解放され得た知識はターミナル駅かつ都心寄り物件はほぼ相続である事です。山手線内側自宅相続した方は他の賃貸物件を所有して居ます。高い固都税や高額なスーパーしか無い地域に住めるのはそれだけの収益原資がある事は間違い無いです。(以下、省略)」(gartさん)
私の中には「親の資産を当てにされることは、子供の成長の妨げになる」との考えがあります。
それはそれであるのですが、不動産に限らずとも「本当に価値のあるモノ」であれば、むしろ子供に相続させるのではと考えました。
つまり、
私が今、所有する不動産は「本当に価値のある」不動産ではないと感じており、その結果として「子供に相続させない」との考えに至っているのでは、と。
仮に、二度と売りに出ないような都心の一等地を所有しており、それが相続人の生涯を通じてキャッシュフローの範囲内で運営できるのであれば、他人になんか渡さない。
その為には相続を手段として所有権を移すことが合理的である、と考えると、「相続はアリ」だと思いました。
ただし、
今現在は、そう思える物件は持っていません!!(涙)
このままでは、やはり相続は無さそうですね(笑)
4.最後に
その他にもコメント欄には色々なご意見をいただきましたが、今回は「相続」のみにフォーカスしたので、全てをご紹介できません(涙)
コラムを読むことはもちろんですが、読者の皆さんには投稿してから2~3日後に改めてコメントとコメント返しを読むことを強くお勧めします。
最後になりますが、個人的に「こんな考えもあるんだ!?」と、思ったご意見を紹介します。
私自身の「視野の狭さ」、「不動産投資家としての未熟さ」と「人としての幅、奥行きの無さ」を痛感させられる方法でした。。。
「子どもたちが成人してほぼ独立している私の場合、良さそうな物件だけ残すのか、換金して妻と使ってしまうか、金の延べ棒にして埋めて「謎解き宝の地図」を遺書に入れておくか、まだ決めてません(笑)」(ものぐさ大家さん)
今回のコラムは、いかがでしたでしょうか。
これから不動産を始める皆さんにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
また、簡単でも構いませんので、皆さんからの感想、ご意見のコメントをいただけたら嬉しく思います。
(2792字)
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