~このコラムはサラリーマン兼業大家が58歳で退職後、専業大家として法人化8期目を迎えた今を綴ったコラムです。~

 

こんにちは、kazu21599です。
●49歳で家族旅行で行った北海道への想い、

●ロバートキヨサキ氏の金持ち父さん貧乏父さん
●そして27歳の時に書いた黒い手帳の3棟1500万、

この3つがいつの間にか脳内で化学反応を起こし、思考が現実化します。

3棟1500万と書いた黒い手帳、もしかして幸せの黒い手帳?

 

 

構成は
 1.北海道へ家族で遊びに行く(2003年)
 2.金持ち父さん貧乏父さんとの出会い(日本版2001年4月発売)
 3.千歳不動産連合体との出会い(2001年4月設立・2003年法人化)
 4.物件視察の旅(2004年秋)
 5.ご縁が繋がった平成16年(2004年冬)

という順になります。

 

 

 4.物件視察の旅(2004年秋)

①家族旅行の翌年2004年多分6月頃だったと思いますが、ポータルサイトに記載されている物件を数棟抜き出し(いくらでなら購入できるかの計算もし)公庫さんに融資の相談にいきました。担保として、隣の病院に貸してある敷地を根抵当とし、物件が適正であれば2000万くらいまでなら融資可能との回答を頂き9月に視察旅行に出発しました。

 視察するのは千歳市(東郊アパート・大和アパート)、恵庭市(住吉アパート・恵南アパート)、八雲町(八雲アパート)、函館市(アパ^-ト2棟、1Kマンション区分)
 前年に旅行した行程の順番に物件の視察をすることになりました。
最初の千歳・恵庭市のアパートは築年数も10年~15年で利回りも10~15%の物件で(倒産した建築会社の物件をまとめて購入した、もしくは清算の売却依頼を受けた不動産会社が仲介していたのではないかと思います。(すべて同じ会社がサイトに出してあり、営業さんがいろいろ話しながら内見させてくれました。恵南アパートと住吉アパートは既に買付が入っていました⇒いくらくらいで売却になったかを聞くと私の買いたい金額より100万くらい高く売れているようでした。

 

 このとき売却予定の他のアパートもいくつか見せてもらい、実は恵南アパートが第一候補だったと話し、東郊アパートはどうだろうと聞くと、駐車場が半地下になっているので、冬場は駐車場の使い勝手が悪い、それと1階が駐車場になっている物件は昔の車高に合わせた高さになっているので、最近は車高の高い車が流行っているので、使いづらい(置けない場合もある)と言う話を聞きました。

 本命と、第2候補が芳しくなかったので、そのとき2000万くらいまでの物件で、融資は別の土地を担保にするので、大丈夫だと思う、また物件があれば連絡下さいと(利回りとしては恵南アパートや東郊アパートと同様のアパートをもう100万くらい安く買えればいいけど)と伝えました。

 

②次に見に行った八雲アパートは1/3くらい道路計画の上に立っている物件でしたが(計画はあるけど、実際に道路ができるかどうかはわからない)当分の間はアパートで使える状況で、仲介は函館の不動産屋さんでしたが、管理は地元の建設会社さんがやっていて、入居付けも悪くない物件だとの話で、実際素人目にも、千歳恵庭の倒産した会社の物件よりは作りがよく設備も若干良くて、実は最初に買付交渉したのはこちらの方でした。⇒1800万くらいだったと思うのですが、200万くらいの値引き交渉をして、流れてしまいました。

③函館物件は1棟は駐車場なし、1棟は簡易水洗物件で外壁はキレイでしたがピンときませんでした。区分の150万も、それとは別のスケルトン状態で売りに出されている安い物件も見せてもらいましたが、
その時はもう1棟アパートの方に心が傾いており、結局本命と考えていた恵南アパートは売却済、東郊アパートは駐車場がネック、八雲アパートは値引き交渉失敗、函館2棟はピンとこず
再度、じっくりと探そうという気持ちになりました。

 

 5.ご縁が繋がった平成16年(2004年冬)

④10月になって、突然千歳の不動産屋さんの社長から電話がかかってきます。実はもう大体売れてしまった。大きな修理せずに売却できる物件はあと1棟になった。まだアパート探してますかと言う話でした。

 価格も下げて売却しているので、残った1棟も大幅に値下げして売却してしまう予定だけど(最初に紹介してもらったときは2000万か2100万で出ていたアパート)
「あのアパート今4/6入居中だけどいくらだったら買う?」と言う話でした。そこで、色々計算して「自分がほんとに欲しい金額より、大体100万くらい高く売れているので、100万プラスして1700万なら購入できます」と答えると、「わかった1700万でいいよ、」ということで、重要事項にかかわる資料とかも郵送してもらい、11月に契約して、12月に引渡しということになりました。

 

⑤決済は12月の中旬で、少し吹雪いている中(春から夏は北海道サイコーやけど冬は住みたくないと心底思いました)、航空機で行き、売り主さんは現場にはおらず、(契約時もいなかった)、代金の振込先も2か所に振り込むという形だったので、もしかしたらいわゆる三為取引だったのかもしれません。(振り返ると、自分の希望の1600万と言っても購入出来ていたような気がします。)

 

考えてみると、

①2棟目建設して7年後⇒金融機関が融資をしやすくなる実績の期間と別途担保があった、
②たまたま行った北海道旅行がとても楽しくまた何度も遊びに行きたいと思った⇒安いワンルーム区分購入したら経費で遊びに行けると思った。
③ロバートキヨサキ氏の金持ち父さん貧乏父さんを読んで大きな刺激を受けた⇒中古アパート購入すれば(土地がなくても)黒い手帳に書いた3棟目家賃1500万が現実化する。
④視察ルートの最初の千歳の不動産屋さんが売却できる多数のアパートを抱えていた。⇒多分2-3年の間に売却する必要があったのだと思う。
⑤視察のとき、駐車場のことなどマイナス部分も教えてもらい、私は2000万くらいの希望物件が(利回り15%程度)あれば融資付けは当方でするとアピ-ルした。⇒お互いにある程度、信頼できると感じた。
⑥実際に千歳~函館のルートで探している話もした。⇒本気で購入する意思を伝えた。⇒社長から直接電話があった。意思決定が速い

※これを偶然と見る人もいると思いますが、私的には黒い手帳に書いた3棟1500万に向かって、様々な情報が私の元に集まってきて思考が現実化したのだと思います。

 これが3棟目の引き寄せの話しです。不動産は運とご縁とタイミングが会えば向こうから転がってくると思っています。

 

 このアパートでは色々な経験をさせてもらいました。数年前に完済して、今もお金を運んでくれてます。有難いことです。
また気が向いたら完済までの15年間の収支決算や、アパート経営での出来事もコラムにしたいなと思っています。

 

 

最後まで有難うございました。

 

完済できたお宝物件に感謝を
読者の皆様に感謝を
入居者様に感謝を