こんばんは！地主の婿養子大家です！

 

親孝行

 

今年最後のコラムになりそうです。今年一年、私のコラムをお読み頂き、また激励のコメントを下さった方々、本当にありがとうございました。m(__)m

いつまで書こうと決めているわけではなく、これまでにもコラムをストックなどした事はほぼなくて、いつ最後になっても後悔の無いようにと想いを込めながら書いております。

今では地主の婿養子としてや経営者や自営業者として、また専業大家としての自分以外に、地主の婿養子大家というアイデンティティのようなものがあり、こうやってそのコラムニストとしてまた新しい年を迎えられる事に感謝いたします。

 

今日はそんな感謝の気持ちになぞらえて、読者の皆さんに私の小さな親孝行とそのお礼をしようと思います。

 

構成は、

１．金持ちではなかった実家

２．心臓病を患った父

３．本当は一杯帰省したい

４．私に出来るプレゼント

以上で書いて参ります。

１．金持ちではなかった実家

私は今でこそ地主の婿養子大家となり、一般的には裕福な暮らしをさせてもらっていますが、実家は共働きで決して裕福な家庭で育ったわけではありません。（勿論、貧乏ではなくなに不自由のない生活をさせてもらいました）

幼少期、思春期の思い出も休みの日に家族で出かけた記憶は決して多くはなく、町内会のお祭りなども父が出席する事はあまりなかったです。平日は、夕方から夜に帰宅する母と夜遅くに帰宅する父というイメージで、少年時代に時間を過ごしたのは主に祖母でした。

上になに不自由ない暮らしと書きましたが、きっと二人は子にそんな風に育ってほしいと思って働いてくれていたのだと思います。今でこそ、共働き家庭は普通ですが、私の育った時代や地元では結構珍しかった気がします。

 

２．心臓病を患った父

父は、ちょうど私が私の長男と同じ年ごろに心臓病を患い緊急搬送されました。まだ幼かったため、事の重大さを理解出来ないままに病院に連れて行かれた時に母の涙を見て、父が本当にマズイ状態だったことを知りました。何とか病状も回復し、退院後、寒い日の夜には脈や鼓動がおかしくなり、風呂上りに震えながら意識朦朧とする父を母が慌てて連れて病院に駆け込んだりしながら、子供心に父がいつ死んでもおかしくないくらいの状態のように思って怖くなったのを思い出します。

そんな父ですが、

その後体調が少し良くなったあとは、私が通うリトルリーグを観によく来てくれました。途中で体調不良で母が来たりする事もよくあったような記憶ですが、それでも毎回のように観に来てくれました。

正直、

毎日のように薬を飲み、少し動くだけで体調を崩していた父を見ていたので、今のように元気に生活できる姿は全然想像できませんでした。

３．本当は一杯帰省したい

好きなように生きさせてくれたおかげで、こうやって今でも地主の婿養子大家になれたわけですが、その代償というかなんというか、高校から親元離れて野球留学させてもらっていたし、浪人して予備校も寮暮らしで、大学も遠く離れていたし、16歳の頃から両親と一緒に暮らしていません。

私が高校の時に借金をして建てた実家は、今でも借金の返済がありますが、田舎らしい大きな家で、実際に住んだ事のなかった私の部屋もあります。今では、子供たちと帰省した時に寝る部屋です。

ただ、自主管理の専業大家として仕事をする中で、まとまった休みをとって帰省するのもなかなか難しく、さらにコロナのせいでなかなか孫の顔を見せてあげれていません。

実際は、

私自身もっと規制して親の顔を見たいのですが。

 

４．私に出来るプレゼント

帰省するのが、年末年始の休みである事が多く、実家に帰るといつも思っていたのですが、実家の在来のお風呂がすごく寒いのです。それこそ父の心臓に凄く悪い感じがして、正直、毎冬心配でした。そのうち、暖房付きのユニットバスにリフォームしてあげたいと思っていましたが、地主の婿養子大家としての一族全体の収入は大きいですがそれはあくまでも地主家のものであり、私の中で、私個人の稼ぎでなんとかしたいという思いがありました。

拡大路線で不動産投資されている皆さんならご理解いただけるかもしれませんが、不動産収入があったとしてもそれがそのまま余剰資金として貯蓄できるわけではなく、私個人としてはやっと最近になって私の世帯の生活費をまかないつつ、少し余裕が出来るくらいの感じになりました。それでも拡大をする分にはキャッシュは多くあるに越したことはないですよね。まだまだ残債も多く残っていますし。まとまった現金をつかう事には抵抗を感じてしまう体質になってしまいました。

将来的には私の個人名義でも相当余裕のある状態になれることは確信していますが、

時間は待ってくれません。

今余裕があるならその有効な使い道として使うのもよいだろうと思い、

物件を売却した時には、仕送りをしたりしていましたが、今年やっと冬に入る前にお風呂のリフォームをする事が出来ました。

 

※アフター写真

在来では出窓が付いていましたが、そのせいでクソ寒いので、ユニットを組んで開口部をなしにし、ある意味で二重構造のような形にする事で防寒になるかなと思い閉めてしまいました。

 

特にコラムの報酬欲しさにコラムを書いてきたわけではありませんが、大家業の収入は地主家の中にとどめるマイルールにしているので、結果的に、このリフォーム費用や両親への仕送りは間違いなくコラム報酬から生まれてきたものだと思います。ありがとうございました。m(__)m

 

夏には孫を連れて帰り、両親と子供たちが一緒に風呂入れたら良いななんて考えています。

来年は車庫の防水工事をやってあげるつもりです。数年後には外壁塗装工事やバリアフリー工事もやりたいです。

 

皆さんの今年の親孝行はいかがでしたでしょうか？

 

きっと私なんかよりもっと孝行されている人も多そうだなと想像しています。

 

今年一年もありがとうございました。m(__)m

よいお年をお迎えください！！