前回の反省
前回のコラム「詐欺で逮捕されたパイセン(河上 伸之輔氏)」では、同じ大学を卒業したメガ大家&事業家の大成功者の河上氏が逮捕されてしまったことを紹介しました。
サラリーマン大家からスタートし、多種多様な事業展開をされている河上氏はお会いしたことはありませんでしたが、憧れを頂いており、いつか私もそのような成功者になれたらいいなと思っているパイセンでした。
そんな尊敬するパイセンがまさかの逮捕になってしまい、新年早々大きな衝撃を受けました。
前回を読んでいない方向けに簡単なおさらいをしたいと思います。
前回のおさらい
パイセンともう1人の共犯の方がコロナの無料PCR検査場を経営しており、そこに関わる不正で逮捕されてしまいました。
内容としては、その場所で検査しないとお金が貰えないのですが、検査キットを渡して別の場所で検査したものを、検査場所で実施したと虚偽の申請をしてお金を得ていたことで逮捕となりました。
私の個人的な見解として、パイセンが公表している情報(資産20億円家賃年収2.5億円、2010年代に規模を拡大し、地価が上昇している金沢市がメイン、FC展開を行うメロンパン会社などに出資)を考えるとお金に困っているとは私は思いませんでした。
今回のコラムでは、そんなお金に困っていなかったはずのパイセンがなぜ不正に手を染めてしまったのかについての見解を紹介したいと思います。
パイセンが犯罪者になってしまった理由
私はパイセンは巻き込まれてしまったのではと考えているところがあります。
他の方のコメントにもありましたが、今回の件で違法だとわかって補助金詐欺を行うのは割に合わないと思います。
従って、別の場所で検査をするのはやるのは結果的に検査をするという目的を果たしていて、補助金で検査を実施するという目的を達しているので違法行為ではないと認識していた可能性もあるのではと感じています。
以下読売新聞の記事ですが、
河上容疑者は逮捕前、読売新聞の取材に「富山県のような不正はしていない。運営はアムズが行い、自分はビルのオーナーとしてサポートした」と話していた。
と話されています。鵜呑みにしていいのかわかりませんが、パイセンは本件に関しては嘘ついていないのではというのが私の見解です。
今回のような事態になったことに関して、パイセンの稼ぎ方を理解してほしいところです。
パイセンの稼ぎ方
彼は不動産投資家+事業投資もするという位置づけで私にかなり似ているところがあります。
規模以外は、似ている部分も多く、パイセンのやり方も参考にしておりました。
稼ぎ方というのは、事業投資家としての側面で、うまくやれそうな人物に投資し、そこに資金やノウハウなどをつぎ込んで事業拡大し収益化を狙うというものです。
メロンパンの移動販売をしていた方は成功されましたが、もともとやっていた方にお金と経営ノウハウを提供し一気に拡大したものです。
多分、同じような感じで、資金と物件をパイセンが出して、ホテルを経営されていている西昭洋氏がメインで動いていたと推察しております。
西昭洋氏は別件でもコロナ補助金詐欺で逮捕されている人物であり、ホテル経営者ということから資金に困っており、パイセンから出資を受けて開設した無料検査所が当初軌道に乗っていなかったこともあり、不正してしまい、パイセンも捕まってしまったのでは推察しています。
金を出しただけでは通用しない
仮にその行為が犯罪と認識していなくても、経営する法人が違法行為をしていた場合主犯として逮捕されてしまう可能性が高いです。
同じようなことで私に大きな衝撃を与えたことがあります。
昔、沖縄のゲストハウスに住んでいたことがありましたが、当時お世話になってたオーナーが逮捕され全国ニュースになったことがありました。
理由は詐欺です。じゃらんは登録すると初回1000ポイントがもらえるので、架空の人物にそのポイントで宿泊して、そのポイント分をリクルートから振り込ませるという手口で600万円程度やったとのことです。
信じてくれる方は少ないかもですが、オーナーはその行為が犯罪だと知っていたら絶対やらないタイプだと私は感じています。
しかし、儲かるならいいんじゃないと簡単にうまい話に乗っかてしまうタイプの人で、共犯で捕まった当時の従業員からこうすれば儲かるので利益折半でやりませんかと持ち掛けられて、やってしまったことで逮捕されてしまったと思います。
事業をやる上で適法性があるのかを把握するのが事業経営者の責任で何かあると人生が大変なのことになるなと今回も痛感しました。
ただ金を出しただけ、名前貸していただけは通用しないと思います。
まとめ
まずこれが真相とかではなく、あくまでパイセンと一度もあったことがない金欠で融資が通るかもわからないYouTuberの個人的な見解です。
しかし、こういう事件は身が引き締まる思いです。
知らなかったでは通用する世界ではなく、これ大丈夫なのかと思ったことは事前に調査する、関係各所や弁護士などに確認するなどのことは絶対必要です。
ルールをきちんと把握しないとこのような結果になってしまうので、責任をもって臨まないといけません。
次回は、パイセンの未来予想図を私なりに紹介します。
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