さて、またまたご無沙汰していました。 今回は巡回で発見した水漏れ事故の事を書きます。

 自主管理で大切な事

 はい、当然ですが、月に2回は現地に行くことです。 どうしても忙しい時は1回でも仕方ないかも知れません。 私は、盛り塩をしてきています。 まぁ これは考え方次第なのですが、年初は、最寄りの神社にお礼の挨拶詣でをします。 巡回では、共用部の簡単な清掃と、草が伸びていれば引き抜きます。 それからゴミ小屋も覗いてみます。 時々出し方が悪くて市が持って行かない場合があったり、粗大ごみを入れられたりしたことも有りました。 都度、警告文書を印刷して注意喚起してきたので今はほとんど問題が有りません。

 漏水発見

先日、年末の巡回の時に水道メーターの水が溢れているのに気付きました。 今まで10年近く大家業をしてきているので、慌てません。

ゴミ小屋の中に有った空き缶を使って水を掻き出したりしました。 でも、年末で寒さが厳しいので、漏水のスピードも緩かったので、途中で止めて帰りました。 水道局に連絡しても年末で連絡が取れないので仕方なく正月明けに連絡しました。

 立ち合い

 さて、市の方に連絡が取れて現地調査の日程が決まったので立ち合いに行ってきました。 やはり二人で来て、灯油のポンプを使って水を吸い出していきますが、吸い出した水の処理をしないから外に水が溜まってくるので、ゴミ小屋の中のバケツを持って来てそこに捨てさせました。 水が全部抜けるとメーターの左側からさざ波が見えたので、メーターより左側なので、オーナーの負担になりますとの事で、その日は、近隣業者の名簿を渡されて解散でした。 市の担当者は見積を取ってから発注して下さいとのこと。

 相見積もり

 同じ町に数社有ったので、電話で状態を説明して見積もりをお願いしました。 あまり手間を掛けたくないので2社に絞りました。 1社は以前、部屋の漏水を見てもらった事がありました。 さて1社は6万弱でした。 うーん、私は10年間、様々な漏水事故の現場に立ち会って来ました。 コンクリートを斫って治した時も立ち会っています。 今回の現場はコンクリートでは有りません。 他の現場も見ているので、自分的には1万以下、又は少しオーバーするくらいかもしれないと踏んでいました。 6万と聞いて、思わず「見積もりの内容を書面で」と言いそうになったのですが、面倒なので、「はい、判りました、もう一社お願いしているので、そこに聞いてからにします」で切りました。もう1社は忙しくてなかなか返事をくれないので、以前他の市で安くやってくれた人に、テリトリー問題ないですか? って聞いたら出来るとの事。 なのでひょっとしたらお願いするかも知れませんと伝えておきました。

2社目の回答

 1万8000円でした。 なんと4万円の違い! 早速、他の市の業者に、相談したら、それならそこでお願いして下さい。で一件落着です。今回の教訓ですが、相見積もりは、よほど信頼できる業者じゃないと取らないといけない事。 それから現地は立ち会って、様子を見て置く事。 それによって相場観が身に着くし、自分で工事を出来るようになる可能性もあります。 実は以前、築古戸建の漏水を多能工の大工さんと自力で治したことも有るので、どうにも納得しない場合、自分でやっても良いかとも思ったくらいです。今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

保険請求用に写真と見積書も

 出るかどうかは、なんともですが、折角入っているので保険金の請求を掛けてみようと思います。 多分、経年劣化で終わるかもしれませんが、出来るだけ使えるものは使わないとです。