ワンコから一言:たまには、振り返りもいいかもね。

 

 

 ちょっと、りーマンまさゆきが実践してきた不動産投資を振り返ってみることにした。合わせて、戦略というと大げさだが、何を考え、何を目的に、どんな物件を取得したのかについて、ざっくばらんに、振り返ってみようかと。

 

1棟目:リーマンまさゆきの不動産投資ど素人時代

 時は、2017年頃に溯る。通勤が便利で快適だからと、リーマンまさゆきは、彼女が1人暮らししていた大森駅徒歩5分の1Kのアパートに転がり込んでいた。いわゆる同棲状態であるが、彼女が住んでいた単身者向け軽鉄アパートの1K(20㎡も無いぐらい)は、二人で暮らすには狭すぎるので、晴れて彼女と結婚したのを機に、二人で暮らす新居を、なんとかしたいもんだ、と思っていた。

 リーマンまさゆきは、彼女のアパートに転がり込む前は、練馬の自宅に住んでいた。生まれ育ったその自宅は、リーマンまさゆきが30歳の時に、住宅ローンを組んで新築に建て替えたものだが、まさゆきが社長(嫁)のアパートに転がり込んでからというもの、誰も住んでいないという状態になっていた。

 この結婚を機に、社長(嫁)を引き連れて、練馬の自宅に移り住むのもありだが、満員電車通勤が大嫌いなリーマンまさゆきにつき、それも嫌だ!(西武線の通勤時は、かなりの満員電車なので)

 しかし、空き家はもったいないということで、取るべき手段は2つ。

 練馬の自宅を、「売る」か「貸す」か、の2択だなと決めて、紆余曲折の結果、生まれ育った自宅を売却するのは忍びないので、「貸す」選択をしたリーマンまさゆきである。

 貸して、その家賃収入の範囲内のローン(月々の返済額)で、良い物件(新しい住まい)を購入して、社長(嫁)との快適な新婚生活をしようという思惑で、見つけたのが、当時、築13年の浅草橋駅徒歩5分のRC区分マンションである。

 住宅ローンで購入して、月々のローンは13万円ほど(ボーナス払いは90万円)、練馬の旧自宅は、ちょいと時間は掛かったものの、上場企業に勤める役職者の社宅として契約が決まり、収入は月々20万円。毎月、差額の7万円のお小遣いを貰いながら、浅草橋のマンションに引っ越した次第。(ボーナスから年90万円払うことになるけれど、それは、それまで練馬自宅の住宅ローンでボーナス払いしていた金額と同額なので、気にしないことにしたw)

 さすがに、築浅(まさゆきにとって、築13年は築浅判定)のRCマンションは素晴らしく、通勤の楽さに加え、1Kから2LDKへの引っ越しによる生活環境の改善は、とても快適であった。

 とにかく、彼女が一人暮らしをしていた1K軽鉄アパートは、断熱性が悪く、冬は寒くて、夏は暑いし、隣のエッチは聞こえるは、だったもので(それは面白かったけどw)

 この自宅を賃貸にするという1棟目の経験が、不動産投資にハマっていく最初の足掛かりとなった。原状回復の費用感や、実施後のピカピカ感(クロスを張替えるだけで、こんなに印象が変わるのか!と、実感)を確認できたのもよかった。

 そんなワケで、練馬の旧自宅の建替時のローン残債(ほぼ終わりかけで200万円程度の残債)を青い銀行に繰上返済した上で、さらに150万円ほどかけて、リノベーションして(費用の3分の1は、不要物処理だったのは内緒w)、月々の家賃20万円(現在は22万円で賃貸中)で、賃貸化することになったのだが、いま振り返ってみると、これが大正解であった。

 何度か、入居者の入れ替わりは発生したものの、そのたびに短期で次の入居が決まっており、毎年確実に200万円以上の手残りを確保してくれるので、安定財源としても、新居(浅草橋に購入した区分マンション)の月々のローン返済財源としても、とても重宝することになった。

 その浅草橋の区分マンションも、2年後に高値で売却することになるのだが、それはまだ先の話で、このタイミングでは、通勤が楽になった(電車移動で通勤時間20分、天気の良い日は、隅田川沿いを徒歩通勤)ことに加え、新居の住居としての快適さも嬉しく、浅草橋近辺の飲み屋探索も楽しく、新しい家族(写真のワンコ)との隅田川沿いのテラス散歩も気持ちよく、という感じで、ノリノリのリーマンまさゆきであった。

 さて、そんな状況で、この旧自宅の賃貸化と新居の購入がきっかけとなって、リーマンまさゆきの不動産投資への関心とやる気が高まっていったのが、このタイミングである。

 不動産投資って、簡単ぢゃねぇか!要するに、収益物件買えばいいんだろ、という、不遜かつ楽待コラムに書こうもんなら、袋叩きにあいそうな思惑で、不動産投資を始めることになるのだが、、、

 

 そんなリーマンまさゆきが、不動産投資を実践する上での実質的な1棟目となる物件の購入については、どんな物件を買えばいいのか、新築木造か、中古区分か、中古RCか、などなど、思い悩んだ経緯をふくめて、次のコラムにて!

 

ー 続く ー