買付が破断になりました

ってたまにあります
私もときどきあります

私は結構、ガンガン進めて契約日も早めにクロージングしていくので、そんなには多くはないのですが、厳しい指値で入れるようなケースでなければ8割型はちゃんと契約まで進めています

■とはいえ、実際にある話

①買付入れたが後続買付にまくられた
一番手で入ったが、後続に満額ローン特約無しで入ってくるなど。過去、満額以上で買付入って奪われたこともあります汗。この点、私自身が一番手をまくりに行ったことも何回もありますので、人のことは言えませんが。。

②売主が気が変わって売ること自体をやめた
個人売主のケースでありました。その方は1棟のみ保有されていた方で、売ってまとまったお金が欲しかったというところだったんですが、心境の変化からか、安定した賃貸収入がなくなることへの不安ということで最終決断で悩んでしまいまい流れました。。今思うと仲介のグリップ力もあったと思います

③販売開始直後に予想以上の買付が入って値付け間違えたかと不安になって取り下げ
こちらは都心部でありました。私も見てすぐ、たぶん1時間ぐらいですかね、買付入れました、明らかに勝てる値付けだったので。現地も見ていません(元々知っている建物だったし)。どうやら3日ほどで5件申し込みが入ったらしく、価格設定を含めて再考、ということで取り下げられました。その後暫くして、1.5倍ぐらいの価格で再登場していました笑

④買付け後の契約交渉で折り合わなくなってしまった
これは私自身は経験ありません。買付け後に判明した諸問題に対して特約事項をつけたり、契約不適合責任の部分や、ローン特約解除や引渡期日の折り合いなど、想定されると思います。私の場合、買うときは、その後問題が分かっても、致命的な問題でない限りは買うことを優先するので、細かい点を譲歩しても契約に進みます。そもそも立地や価格面で相応の精査の上、と自負していますから、それ以外の点での問題は、よほどの内容でなければ幾らかのお金で解決できる程度のことが多いからです
※ただ、危ない事は過去何度かあって、色々リクエストしたら「そんなにいうならお前には売らないからもういい」みたいな感じの反応を受けたことが有り、焦りました、なんとか回復して進みましたが。。。ちなみに修繕内容について色々聞いていただけなんですけどね

■買付→契約までが最も緊張します

この期間は気が気でないですね。。
自分がコントロールできないところで破断になるリスクがあります
出来ることといえば、売主も気の変わらないうちに、仲介と一緒に最短でトントンと話をまとめて契約日を迎える、ということですかね。特に相手が個人でありますと、相手も人間ですから、心境の変化や不安とまで言われると、私にはどうにもなりません

しかし不思議と言いますか、優良物件争奪戦の世界では「売主様が神様」みたいな気持ちになりまして、巨額のお金を払う側であるはずの我々の立場は凄く弱いものに感じます。ただ、そうであるほどに、手に入り辛いものであろうと割り切って、売主様と対等…というか低姿勢に向き合わせていただいております