~このコラムはサラリーマン兼業大家が58歳で退職後、専業大家として法人化8期目を迎える私の今を綴ったコラムです。~

 

 こんにちは、kazu21599です。

さて、推測通り原因は貯めたユニットバスが水漏れの原因だったのか、対応はベターだったのか。結果よければすべて良し。
 

構成は

 その1.最初の行動
 その2.バスユニットの水を抜いたら
 その3.大工さんが到着、見てもらった
 その4.その後

 

となります。

 

 

その3.大工さんが到着、見てもらった

 ①まず、水漏れ現場を見てもらい、2階のユニットバスを見てもらい、見解を聞くと⇒お風呂の床の貯まった水を抜いたら水漏れが止まったという事は⇒ピンホールではないだろう。
 漏れたのは排水口の継ぎ目と言うより防水部分と壁の部分のコーキングの部分の可能性が高い⇒コーキングは劣化すると防水機能はないのでこの上まで水を貯めるとほぼ確実に漏るだろうという見解でした。

 

 ②水漏れのあった押入れは、やっぱり点検口をつけて(点検口そのものは再生物件から取ってきていたもの)もらい、天井の濡れの状況や被害の天井がどこまで濡れているか確認することにしました。⇒やはりプロです。現場が汚れないようシートなどの養生して、点検口取付して50分くらいで完了しました。

 

 ③下の入居者さんは、濡れた布団や毛布、襖は(陽当りが良かったのですぐ干して乾かして、畳や絨毯の一部は、私が使っている乾燥機を持ち込んで、その日のうちに乾きました。)
 濡れたものの被害などは乾けばイイとのことなので、費用のかかった分は天井点検口の設置費用です。
⇒これは2階の入居者さんが申し訳ないので払いますということで(月5,000円でアパート2棟の月2回の掃き掃除を引き受けてくれた方なので)お掃除のアルバイト代と相殺させてもらうことにしました。

 

 

 その4.その後

①実はこの1階の入居者さんは数日前に、手が当ったらキッチン水栓から水漏れしたので見に来てと連絡のあった方で、その時確認すると蛇口の管の根元から3cmくらいの部分が数か所ヒビ割れて、水栓を開けるとそこから水が噴出していました。錆を磨きすぎて薄くなっていて手が強く当たった時に薄い部分にヒビが入ったのだと思います。

 そのとき、多分この蛇口の管の部分を交換できると思うけど、もう古い水栓なので同じ部品がないかもしれないし、このシングル水栓を分解して部品を交換するのは僕にはできないので水道屋さんに頼むしかないと思う、⇒部品の交換は無理で新しい水栓に交換するということなら業者さんに頼むと2万~3万円かかると思う。新品に入れ替えなら僕にもできると思うので(ヤフーで一番安いシングルレバー水栓を探し)取付こ込みで11,000円くらいで交換できると思うけどどうしますかと聞くと、交換して欲しいとの返事でした。

 

②その時注文していた水栓がが来たので、水漏れしたお部屋の状況確認もして翌日水栓取付をしました。お部屋の方は完全に乾いていて、襖は水濡れ跡がありましたが、まあこれは退去の際請求しなければいいので(原状回復の請求に載せない)水漏れの対応はこれで完了。シングルレバー水栓はYouTube見ながら段取りを三男と打合せをしていたので、そのまま交換しました。

 

③手順は(1)古い水栓を撤去する(2)新しい水栓を取付けるで完了です、撤去の方が錆ついていたり、固着していたりすると、取り外しは難しいようですが、取付は手順通りやれば難しくはありません。
 水栓は下側から取付けるタイプと上側から取付けるタイプがあるようです。下側から取り付ける水栓もボルト式のものナット式のものなど3種類くらいあるようです。
 今回購入した安価なシングルレバー水栓は下から取り付けるボルト式のもので、外す古い水栓もボルト式のタイプでした。

 

④取り外しは…●止水栓を止める●水が出ないか確認●給水栓のお湯と水の栓を外す●下側から水栓を取付けているボルトからナットを外し馬蹄形の可取付金具を外す
●水栓の給水管を真っすぐにして上側に引き抜く●キッチンの水栓穴の確認をし、購入した水栓のサイズが合うか確認する(穴が大きい場合は別の台座の部品を購入して間に挟む)
●取り除いた穴の周りをキレイに掃除する。

 

⑤取付は…●キレイに掃除した取付穴に水栓の上側の部分を差込みずれないよう水栓下側についている粘着シールを穴に合わせて押し付ける(この時穴の方にこのシールが出てこないよう注意する)
●ボルト式なので馬蹄形のパッキンと金具を差込上側から出ているボルトにナット部品を取付けて締める(このときキッチン下にスペースがないと専用の工具が必要ですが、今回は通常の小型のモンキーレンチが使えたので良かったです。)

●水栓がしっかりと固定できたら、お湯の配管はお湯側に水の配管は水側に差し込みます。差込も専用の取付部品がついているので簡単です。取付が完了したら(今回はネジ部にシールを巻きました)、いつものように締めた部分にティッシュを巻いておきます。翌日濡れていないかの確認をします。
 取付が終わったら止水栓を開け水とお湯を出してみて水量やお湯・ぬるま湯・水が出るかなどの確認をします。⇒水勢が強すぎる場合は止水栓で少し調整をします。

 

⑥翌日ティッシュを確認しましたが濡れていなかったのでこれでOKです。水栓代は7,700円くらいなので、取付費は3,300円⇒合計11,000円頂きました。

 

※シングルレバー水栓(1つ穴用)の取り換え

水栓付け根にゴリラテープ巻いて簡易的に使用できるようにしています。

止水栓を止めて、給水管と逆止弁を外します

給水管を外し、下についている逆止弁を外し、古い水栓をキッチン上から引き抜きます

左下部にボルトと馬蹄形金具で水栓を固定しています。左側に引き出しが合って、その上に工具を回すスペースがありました

古い水栓を引き抜き、交換する水栓を差込み、左下のボルトとナットでしっかりと馬蹄形金具を締めて水栓を固定します

お湯(左側)と水(右側)の逆止弁を取付け左に垂れている給水・給湯管を差し込みます

新しい給水・給湯管を取付けました

交換完了です、水勢がきつかったので少し止水栓をギリギリまで締めました。

 

DIY専業大家のある日の出来事です。入居者さんの困ったを解決する。それが大家業だと思います。入居屋さんと協力し合って建物を維持管理していくことが大事だと思っています。

 

 

助けてくれる業者さんに感謝を
協力してくれる入居者さんに感謝を
読者の皆様に感謝を