こんにちは。でこひろしです。

 

引続き「北海道」で購入した物件のお話しです。

 

さて、いよいよ北海道も冬本番。雪の季節に突入だ!

物件を購入するまでは全く気にならなかった北海道のお天気ニュースにも、今年は自然とアンテナが立つ。

 

ただ、物件を所有するまでは全く気にならなかったのだが、北海道の週間天気予報を見ると常にこんな感じで、ほぼ毎日雪が降っているようなのだ。

“大雪の猛威” がニュースで取り上げられるたびに、何故か胸の奥がズキズキするからたまったものではない。

 

定期清掃の担当からも、雪に埋まった物件の写真が送られてくる始末。
もう唖然とするしかない状況だ・・・。

 

いやぁ、初夏の北海道からは想像できなかった。本当に・・・。

繁忙期とはいうものの、こんな雪深い状態で、内見者は現れるのか?

まぁ、北海道の人はこれが普通だし、うん、大丈夫なはず。きっと。

と自分に言い聞かせて管理会社からの吉報を待つ。

 

 

ある日、珍しく管理会社から電話が掛かってきた。

一瞬、入居申込の知らせか?とも思ったが、何だかイヤな予感がする。

 

恐る恐る・・

「もしもし」

 

「あ・・でこさんですか。今、少しお電話大丈夫でしょうか。」

トーンが低く暗い感じ・・

(あぁ、きっと良くない知らせだ)

 

「103号室の入居者さんより連絡がありまして、お部屋中が水浸しとのことでした。」
(う~、まぢかぁ~(涙))

 

「この後、現地に行って参りますので、またご報告いたします。」

上階の203号室は空室なので、現時点では行ってみないと状況が分からないとのこと。

 

お昼過ぎに再度電話があり、担当者曰く、ドレンヒーターの排水部分が詰まっていて、建物内に水が浸入したとのこと。上階の203号室も水浸しとのこと。

もちろん、物件購入前には知らなかったのだが、ドレンヒーターとは、雪国の集合住宅などに設置されている「無落雪屋根の排水管につく、雪解け水が凍結しないように温める機械」のことだ。

<イメージ図>
 ↓↓↓

 

空室の203号室はすぐに対応するとして、103号室の入居者には一度、別のお部屋に退避していただくことした。

 

 

ただ、残念ながらこの住人が問題児だった。

なんとこの部屋、「ゴミ屋敷」だったのだ。

担当者曰く、足の踏み場もないくらい。水浸しの場所まで辿り着けずに断念したとのこと。

 

さてさて、どうしたものか。

103号室の住人は中々荷物の退避が完了しない。
管理会社の担当者と共に、あらゆる手段で応対してみるも退避は進まない。終いには電話に出なくなってしまった。

まぁ、そりゃぁそうだ。
荷物の退避が出来るくらいなら、ゴミ屋敷にはなっていないだろう。

 

 

さぁ、2月もそろそろお終いが近づいてきた。

入居付けに関しては、これから繁忙期の最後の追い込みに入る。
さて、どこまで巻き返しができるだろうか?

 

103号室の住人の荷物の移動は完了するのか?そもそも、水浸しはどうなっているのか?

 

所有者の自分ですら興味が尽きないところだが、今回のお話はこれにてお終い。今後の展開に期待したい。

 

 

この物語はフィクションではありません。
残念ながら事実です。(涙)