~このコラムは7年生大家が、次のステージに到達するまでの不動産に楽しく取り組む姿を記した「実践」コラムです~
皆さん、こんばんは~
ジュニアです。
<お土産に頂きました!>
<家族で美味しく頂きましたよ>
皆さん、
確定申告は終わられましたでしょうか?
私は2月15日を前に、既に完了しています。
先日コラムにもしましたが、来年はペーパーレスに挑戦したいと思います。
で、今年の確定申告の作業中、私は気づいてしまいました。
「去年のヤツ、、、間違ってる汗汗」
去年は作業が3月15日の直前になってしまったため、確認不十分のまま申告書を提出してしまったようです。
早速、更生の手続きを取りましたのでコラムにて共有したいと思います。
1.実際の作業と申告漏れ
まずは通常の作業の確認から。
私の場合、個人所有物件のほどんとを法人へのサブリースとしているので、収入については毎年ほとんど変わりません。
減価償却により毎年赤字であり青色申告控除は使えないため、単式簿記にしています。
よって、注意点としては経費を漏らさず入力することだけです。
管理費、修繕費は管理会社からの明細をチェック。
消耗品や交際費などは月ごとにまとめてポケットファイルに入れている領収証で、その他にクレジットカートから引き落とされている交通費、保険料や通信費などをカード利用明細書を確認してを確認しながら経費帳を作成し、費目ごとに確定申告書等作成コーナーに入力。
細かい話ですが、交通費についてはSuicaの明細から拾って経費帳に記帳しています。
あとは皆さん大好きふるさと納税。
これは自治体から送付された証明書を順番に入力します。
これらをすべて手作業で行うのでそれなりに時間は掛かりますが、今回、申告を漏らしたのは「医療費控除」でした。
医療費控除は国税庁HPからエクセルファイルをダウンロードし、そこに病院、薬局ごとにまとめた金額を入力。
エクセルファイルをアップロードすれば、自動的に金額は反映する仕組みです。
昨年の確定申告書を見ると、医療費控除がゼロ円。。。
アップロードした記憶はあるのですが、、、、確認不十分でした。
2.訂正するには
確定申告を間違った場合、訂正をすることが認められています。
還付を受ける場合は「更生の請求」をし、税務署が認めた場合に還付を受けることが出来ます。
逆に、収めた税金が少なかった場合は「修正申告」をすることになります。
いずれも期限は法定申告期限かた5年以内とのこと。
また、いずれも国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にて、書類作成が可能でした。
3.実際の実務
まず、入り口は国税庁の確定申告書等作成コーナーからです。
通常の入口を更に下にスクロールすると、、
「新規に更生の請求書、修正申告書を作成する」の文字をクリックしてスタートです。
PCに保存しておいた昨年のデータファイルを探してアップロード。
住所や氏名に間違いが無いことを確認しデータの確認画面を開くと、昨年の数値がしっかりと取り込まれています。
医療費控除の欄を見ると、、、
ブランクとなっていますね💦
次の画面で修正する項目を選んで、、
医療費控除をクリック
昨年、作成した医療費控除明細のエクセルファイルを取り込んで、、、
次の画面では、還付される額が自動計算されます。
あとは、申告書をプリントアウトして
税務署へ提出
申告書の作成までなら20分程度で完了しました!
4.再発防止策
タダでさえ手間のかかる確定申告です。
今後、同じ過ちを繰り返さないためにも、再発防止策を考えてみました。
①落ち着いて作業をする(笑)
②作業工程と順番を明確にし、マニュアル化する
③申告書は打ち出して前年のモノと比較・確認する
④各費目についても前年の実績と比較をする
一人で作業をしているケースでは、見直しや確認が甘く成りがちです。
だからこそ入力をする作業と確認する作業を明確に分けて、紙ベースで前年と比較することを持って確認の精度を上げる。
こんな感じでしょうか。
5.最後に
今回の様に申告内容の訂正を繰り返すようでは、確定申告書自体の信用性、延いては私自身への信用失墜につながります。
事業者としては確定申告に限らずとも、正確な業務遂行は信頼関係の基本。
誰に指摘されるわけではありませんが、たかが確定申告などと思わずにしっかりと反省し、改善していきたいと思います。
今回のコラムは、いかがでしたでしょうか。
これから不動産を始める皆さんにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
また、簡単でも構いませんので、皆さんからの感想、ご意見のコメントをいただけたら嬉しく思います。
(1879字)
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