こんばんは!地主の婿養子大家です!
親孝行
不動産をやっている物件が歳をとる分だけ、自分たちも歳をとっていることに気づかされたりしますよね。汗
本当に一年一年が流れるように過ぎていきます。
今日は、昨年行った親孝行第一弾のリフォームに続き、第二弾の親孝行を綴っていこうと思います。
※2022年12月28日『親孝行は今やるべき!!』参照。
構成は、
1.これまでの振り返り
2.親孝行第一弾
3.親孝行第二弾
4.親孝行を小分けにする理由
5.不動産は親孝行に適している
以上で書いて参ります。
1.これまでの振り返り
過去には現金で仕送りをした事や車を購入するお金を仕送りした事もありました。これはこれで喜んでもらえるものだとは思っていますが、実際に不動産に関わる親孝行をすると形容しづらいですが、また違った幸福感や満足感が得られます。
それは多分自分が不動産に関わる仕事をしている中で、その不動産で親の役に立てる事で、そこにいない自分を感じてもらえるからなのかも知れません。芸能人はテレビに出る事で親孝行になっていたり、歌手が自分の歌声を親に聴いてもらうようなそんな感覚でしょうか。
婿養子、親孝行なんてコラムで自慢するようなものではなく、粛々として当たり前なんだよという読者の心の声が聞こえてきそうな気がします。苦笑
私も単なるおバカさんではないので、別に、自分の事をなんて親孝行な子なんだと自己承認欲を満たすためにコラムを書いているわけではなく、
不動産投資で裕福になった将来(さき)
について考えると、目先の資金は投資へ回したくなり、どうしても親孝行を先送りしがちになりそうなのですが、それじゃいけないないと自分に言い聞かせる感じです。汗
現金を仕送りした時には旅行をしたと教えてくれたり、車を買った時も車の写メを送ってくれたり、喜びを表現する事で私に親孝行をしているという実感を与えてくれましたが、お風呂のリフォームをしてその風呂に入っている姿を想像した時の方が私の勝手な満足感ではありますが、より温かい気持ちになれました。
2.親孝行第一弾
以前のコラムに書きましたが、第一弾はお風呂のリフォームでした。
心臓の悪い父にとって、冬の寒い在来のお風呂に入るのは文字通り命がけみたいな感じがしたのでユニットバスにしたかったのでした。
これは費用的には高いリフォームですが、優先順位は高いので一番最初にやった感じです。
第一弾と書いたのは、これから小出しに第二弾、第三弾と続けようと思っているからです。
そして、今回は第二弾の工事が終わったのでコラムで紹介しようと思います。
3.親孝行第二弾
※防水工事ビフォー
※防水工事ビフォー
※防水工事ビフォー
田舎に似合う瓦屋根の一戸建てです。
写真のコンクリート部分は、車庫の屋根部分になっていて洗濯物をここで干したりします。
写真を見るとかなりのクラックがあるのが分かります。
実は、ここ数年どこからか雨漏りしていて下の車庫部分の鉄骨が錆びてきています。
別に、人が住む場所でもないのでこのままで構わないというのが両親の意見でしたが、車へ錆び汁が滴り落ちるのは良くありませんし、
何よりも、
毎日、母がここで洗濯物を干すから
気持ちよく干して欲しいという理由で防水工事をやりました。
勿論、今回防水工事をやる事で、施工後に原因不明の漏れを止める事になるかもしれないし箇所の特定につながるかもしれません。
※防水工事アフター
※防水工事アフター
一応、実践大家コラムなのでそれらしく、工事内容についても触れたいと思います。
この工事は、ご経験のある人ならば見ただけでどんな工法かわかると思いますが、
ウレタン密着工法
です。
施工面積は約50㎡くらい。
ビフォーの写真を見ていただくと、コンクリート部分がむき出しの状態ですが、この上から防水工事を行う場合、
一般的には、
①ウレタン密着工法
②絶縁工法
③通気緩衝工法
この三つから工法を選択する形になるかなと思います。
費用的に見れば、
①の密着工法が最も安価に施工可能な場合が多いと思っています。
ネットなんかで見ると
㎡単価4,000円弱~7,000円強
と幅がありますが、後に私の事例でご紹介します。
密着工法は比較的容易な施工方法ですが、
下地の給水状態により
下地処理の出来具合で
水蒸気が防水層内に溜まると膨れ上がってしまいます。
上記報告書は、別の物件で実際にアスファルト防水の上から密着工法で施工した後に起こった膨れです。
私の場合、施工会社が信用できる会社で、
密着工法では上記リスクがある前提で施工したにも関わらず、5年保証の期間を超えてもいたましたが無償で対処してくれました。
(施工会社は大家の味方と言ったかの楽待の一括見積サービスを利用し、そこで私なりに見極めて依頼をした会社さんです。今では6年以上の付き合いになります。楽待のサービスの宣伝ではありませんが、サービスも使い方次第で本当に良いサービスだという事でしょうか。笑)
さて、工法の話に戻りますが、
②、③は①と比較して各段に費用が掛かります。いつか大型物件の工法選択についてのコラムなんかを書く機会があればこのあたりについて、①と②③をどのように選択分けするかを書きたいと思います。
今回は、人が住む屋根ではないので密着工法を選択した次第でした。別に膨れが出来ても構わないくらいのつもりで。
ちなみに、
当初、お風呂を施工したリフォーム会社へ見積をとったところ、
密着工法の見積額は50万円を超えていましたが、親戚に1級建築士の叔父がいるのですが、父が相談し防水工事屋さんに直で見積をお願い出来て、結果的に20万円ちょいで施工したもらったのが上記写真です。
内容は大差なくてもこれくらいの差が出来るのが、
防水工事の謎
だと思っていますので、読者の皆さんも、防水工事を依頼する際には、リフォーム会社や単なる塗装会社と防水屋さんを混同しないように注意してみてください。
4.親孝行を小分けにする理由
親孝行の話に戻ります。笑
親孝行を小分けにする理由は単純で、そのたびに親とやり取りをするからです。
遠く離れた場所に住んでいますので、こういったやり取りをしないと簡単に一年が過ぎてしまうのが、成人をして社会人になり家庭を持った後の子育て世代の悩みだったりしますよね。。。
なので、
小さな工事でも構わなから、こういったリフォームをプレゼントしたいと思うようになりました。
コロナで帰省出来ない時期がこのような心境にしてくれたのでコロナのおかげかもしれませんね。苦笑
それに
リフォームって仕上がり後は気持ちが晴れやかになりますから、親にそんな気持ちになってもらえる回数が増えると良いなというのもあって小分けにしようと思いました。一度にやってしまうと現金もいっぱい飛んでいってしまうのも正直ありますけど。苦笑
5.不動産は親孝行に適している
こういった感じでコラムにしたのは、せっかく不動産投資家として不動産に触れる機会があるのであれば、別に親に不動産をプレゼントしなくても、こんな些細な形でも十分親孝行出来るし、不動産には家(建物)はつきものなので、せっかく日々現場やここで学んだ知識や経験を活かせるなあと実感しているからでした。
DIYが得意な人は、帰省したら、毎回、1か所DIYしてあげるなんて素敵な親孝行だと思います。肩たたきみたいな感じですね。
いや、親は裕福でそんな事する必要ないよと思った方こそ、肩たたきをしてあげたらクソ喜ばれるかもしれませんね。笑
身も心も豊になる不動産投資との向き合い方の一案
でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。m(__)m
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