こんにちは。

ベトナム大家です。

 

日本共産党からこのようなツイートが流れ

参議院で家賃保証について告発されました。


引っ越しシーズン、住まいを賃借契約するとき、連帯保証人ではなく、家賃保証会社との契約が必須になっていませんか? 礼金、敷金、不動産屋さんへの手数料に加えて、家賃保証会社に家賃1ヶ月分の契約金。借り手の権利が弱すぎる契約など、 明日の国土交通委員会で質問します。


 

YouTubeで「借家人の権利を守れ」と

検索すると、答弁の動画が見られます。

 

一部は正しいことを指摘しているんですが

半分は見当違いのことを言っていました。

 

借家人は決して弱者ではない

この議員が主張していたのは主に4つです。

①家賃保証契約から違法条項を排除すべき

②登録制度が義務として機能していない

③貸金業社と見なしたとき法的な規制がない

④特定の保証会社を強要されるのはおかしい

 

①はもう昨年末に判決が出ています。

滞納2か月で追い出しは違法ということでした。

 

②と③はおっしゃる通りです。

何の免許もいらないので、半グレが業者になり

早朝や深夜でもガンガン取り立てに来るし、

1日滞納しただけで取り立て手数料+3000円は

利息の上限、年利14.6%を大きく超えています。

 

④も言っていることは正論だとは思います。

保証人がいるのに関わらず保証会社も必須。

かつ、初回保証料と更新料まで盗られる。

 

しかし、②③④に関して私の見解は異なります。

 

勝手に消耗戦してくれればいい

②と③について、滞納する奴は客じゃないので

そもそも人権を主張することがおかしいです。

 

もっと言えば・・・

借地借家法で守られていることを盾にして

電気・水道・ガスは止められないように払い

残ったカネは、酒・タバコ・パチンコに遣い

家賃の支払いを最後に回すような奴は

職場までガンガン取り立てられるべきです。

 

問題は④番です。

多くの物件には特定の保証会社が憑いていて

契約が強制なのは独占禁止法に触れそうです。

が、そんなものは需要と供給で調整されます。

 

東京の割高物件なら強気でいいと思います。

「ウチは保証会社必須かつ保証人も必須」

「文句があるなら借りてくれなくていいよ」

「もう2番手の借り手が控えてますから」

私も実際にこんなことを言われました。

物件の数が少ないので従わざるを得ません。

 

地方の高利回り物件だと立場が逆になります。

「え、保証人いるのに保証料も盗られるの?」

「じゃあいいです、他の部屋を探します」

「周辺に空き部屋はいっぱいありますから」

物件の数が余っているのでこうなるはずです。

 

築古のボロ物件を格安で購入しておきながら

1か月たりとも家賃を取りはぐれたくない、と

保証会社必須かつ保証人必須に設定して

「なんで空室が埋まらないんだろう?」

などと言う大家は本当にセンスがありません。