~このコラムは7年生大家が、次のステージに到達するまでの不動産に楽しく取り組む姿を記した「実践」コラムです~

 

皆さん、こんばんは~

ジュニアです。

 

<家族で行くのは何年振り?

<1Gでも息子に負けたのが悔しいです>

 

出口シリーズのコラムが続きます(笑)

シリーズコラムは、なぜか段々とイイネが減っていくんですよね。

とは言え1本のコラムに詰め込むのが難しいことも多く、またコラムを書いていたり、コメントを呼んでいる中でコラムにしたいことが出てくるのは、良くあることです。

 

そんな流れで、今回は主に戸建の出口として知っておくべき住宅ローン、その中でもフラット35について勉強しましたのでコラムにて共有します。

ここでの情報は、主にフラット35の公式HPを参考にしました。

詳しく知りたい方は、そちらでもご確認ください。

 

それでは本題に入ります。

 

1.フラット35

【フラット35】は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する最長35年の全期間固定金利の住宅ローンです。資金の受取時に返済終了までの借入金利と返済額が確定するため、長期にわたるライフプランが立てやすくなります。(フラット35公式HPより抜粋)

 

国策として住宅取得推進を担う住宅支援機構が、民間の金融機関を通じて提供する固定金利の住宅ローン、と言ったところでしょうか。

一時期、フラット35を悪用した不動産投資がニュースになりましたね。

一括返済を求められた人が被害者の体でニュースにされていましたけど、その後どうなったんでしょうか。。

 

さて、一口にフラット35と言っても、以下のとおり沢山の商品があります。

◇【フラット35】
◇【フラット35】S
◇【フラット35】S(ZEH)
◇【フラット35】リノベ
◇【フラット35】維持保全型
◇【フラット35】地域連携型
◇【フラット20】
◇【フラット50】

 

「S」は長期優良住宅、「ZEH」はネットゼロエネルギーハウスなどの省エネハウスなどを対象としています。

その他はネーミングで、その商品が予想できると思います。

興味のある方はHPにてご確認下さい。

 

 

2.利用条件は

次に主な利用条件を確認しておきます。

申込年齢:満70歳未満
借入額 :100万円以上8000万円以下
借入期間:15年から35年
借入金利:全期間固定
保証人 :不要
保証料 :不要
団信  :任意
火災保険:必須

 

金利は20年までは1.8%、21年以上は1.96%が最頻とのこと。

申込年齢が70歳までイケるのは、今回調べていて初めて知りました。

借入期間は「80歳ー年齢」となりますが、我々の年齢でも、ヤドカリの2巡目、3巡目で使えるかもしれませんね。

 

 

3.中古住宅の基準項目は

さて、中古住宅の場合の各種条件についてはどうでしょう。

一覧表がありましたので、そのまま貼らせていただきます。

 

<フラット35公式HPより抜粋>

 

マンションなら30㎡以上で、対象になるんですね。

若い人ならヤドカリに取り入れることで、ひとつのステップを超えることが出来るかもしれません。

そんな戦術は、アリだと思います。

 

 

4.借地の場合

敷地が借地の場合でも、フラット35は利用が出来ます。

ただし条件が合って、敷地に抵当権を設定すること。

それがダメでも可能性はあるようですが、少しハードルは高いかもしれません。

借地権にもそのような可能性はありますが、それでも私は人には勧めることは出来ません。

 

 

5.リノベ物件

これは買主が中古住宅を買ってリフォームする場合と、住宅事業者がリフォームした中古住宅を買う場合の、二つのパターンがあるようです。

築古戸建を買ってDIY可で賃貸に出す以外に、リフォーム前提の売却が可能であれば選択肢が広がりますよね。

 

なお、短期の売却は業法違反や、次の融資に悪影響を与える可能性があるので、ご注意ください。

 

 

6.住宅ローン減税

住宅ローンではありませんが、買主が住宅ローンを組むのであれば、当然ながら住宅ローン減税の対象になるかどうかは検討項目とされるはずです。

コロナの影響もあり延長された現在の住宅ローン減税の主な条件について、記載しておきます。

入居時期 :2025年末までに入居
床面積  :50㎡以上
      新築の場合は一定条件を満たせば40㎡以上
築年数要件:昭和57年以降に建築(新耐震基準)

 

一定の価格帯以上であれば、50㎡と言う基準は意識をしても良さそうですね。

 

 

7.最後に

繰り返しとなりますが、私自身も戸建や区分を買う時には、最終的な出口として実需を想定することは多いです。

何と言っても実需は利回りや積算を超えた価値観、金額で物件を買う可能性がありますからね。

その際には現金買いだけではなく、住宅ローンを想定しておくと売出し価格の想定にも役に立つはず。

 

そんなイメージを持って物件を探しています。

今の市況では1棟モノより実需向けの物件には、一定の割合で歪みが見て取れますので、しばらくはその方が可能性がありそうな気もしています。

一棟モノが買えないなら、そっちもアリかもしれませんね。

 

 

今回のコラムは、いかがでしたでしょうか。

これから不動産を始める皆さんにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

また、簡単でも構いませんので、皆さんからの感想、ご意見のコメントをいただけたら嬉しく思います。

(2169字)