こんはんは!

 

さていよいよ開札の日がやって参りました。5月17日(水)。

法的瑕疵や物件自体に瑕疵がないマンションで前所有者である入居者も善良そうで退去してくれそうなので、もっと上の価格で入れる方がいらっしゃっても全くおかしくないとは思いつつも「もしかして」という思いもありました。

 

当日朝はまず競売取り下げとなった物件から発表されます。これは競売にかけられた後に何かしらの事情があり、競売が実施されなかったものです。

 

そして当日お昼頃。ついに全件の発表が!

 

発表をこんなに楽しみにすることって人生そんなにないですよね。大学の合格発表とか宅建の合格発表とかガリガリ君を食べ終わったときとか。前回の不動産競売の時は(も)会社で落札を知って武者震いしました。こんな気持ちなのはいつぶりだろうと思いながら発表画面を下にスクロールしていくと。。。

 

落札価格:26,082,100円(by法人)

私の入札価格は2,401,1111円。その差200万円ちょっと。

 

うーん。そんなに突っ込めるのかと正直思いました。私の直近成約価格及び同じマンションの他の部屋の売出価格の平米単価から導き出した見立てではこの区分マンションの売却価格は2850-2900万円ほど。

 

2850万円だとして落札価格2600万円との差は250万円。

 

取得税、登録免許税、リフォーム代(100万円程度)前所有者が滞納した管理費+修繕積立金(115万円程度)を考慮すると市場で買う場合との違いは仲介手数料の有無程度になりそう。

 

きっとエンドのお客様が自分で住む用に家を探していて競売代行業者が落札したのではないかと推測しています。転売目的であればこんな価格では入札できないはず。若しくは利益50万円でもやるという業者がリスクを負ってやっているのかもしれません。

 

今回は残念ながら落札とはなりませんでしたが、いい頭の体操になりました。今後ともチャレンジしていきたいと思います。その際はまたコラムにします。