こんにちは。

ベトナム大家です。

 

2022年から高校で金融教育が始まりましたが

そんなの遅すぎるし、どうせ中身も的外れです。

(教科書は読んでないけど勝手に想像)

多分、ナニワ金融道を与えたほうがマシです。

 

そういうわけで、楽待を見ている高校生のために

私がお金の授業をしてみたいと思います。

 

最も儲かる商売とは何か

まず、産業の分類を新しく定義してみます。

 

第1次産業

 自然から資源を取り出す人

例)土から作物を取り出す人

  海から魚介を取り出す人

  山から鉱石を取り出す人

第2次産業

 取り出した資源から商品を作る人

 または第1第3に当てはまらない人

第3次産業

 他人の商品を流通ルートに乗せる人

 =つまり転売ヤーのこと

 

第1次産業より第2次産業のほうが儲かり

さらには第3次産業のほうが儲かります。

 

そして、金額が高いほど儲かるのが転売です。

200円の遊戯王カードを300円で売るより

200万で仕入れた中古車を300万で売ったり

2000万のマンションを3000万で売るほうが

深田恭子と結婚できるぐらい儲かります。

 

また、自動車と不動産の特異な点としては

所有権が登録・登記できること」です。

これにより、現金を持っていないカモにも

ローンを組ませての転売が可能となります。

 

3000万円の設備投資をしようとしても

担保にならないので銀行は融資を渋りますが

3000万円の区分マンションを買うカモには

抵当権を付けて銀行は簡単に融資してくれます。

 

思い返せば、私の教科書にも書いてありました。

(ナニワ金融道 第10巻より)

 

まとめると、こうなります。

・農業や製造業よりも転売業のほうが儲かる

・値段が高く、ローンを組める商品が儲かる

・つまり、不動産転売業者が最も儲かる

 

昔の人は今よりも賢かった

米を作るような尊い仕事よりも

米を転売する卑しい仕事のほうが儲かるなら

当然、農家からは不満が出ます。

 

徳川幕府はそのことをよく分かっていたため

「士農工商」という身分制度を作ることで

農家の身分を高く設定し、一揆を抑えました。

 

現代では、儲かっている人=身分が高い人

となるため、まるで「士商工農」です。

 

江戸時代

 武士が、武力で、年貢を徴収して儲ける

令和時代

 代議士が、権力で、税金を徴収して儲ける

昔も今も変わっていないのは「士」だけです。