こんにちは。
ベトナム大家です。
ベトナム人における掃除の概念とは
四角い部屋を掃除機で丸く撫でることです。
決して、拭き掃除などはしません。
大事なことなのでもう一度言います。
ベトナムに拭き掃除という習慣はありません。
床板って減価償却6年だっけ?
さっそく、デカモン退去後の部屋を見てみます。
ホコリや湿気などノーケアで、水をこぼしたら
こぼしっぱなし、拭くという概念など無し。
という生活を6年続けると、床はこうなります。
える しっているか
死神(シロアリ)は
はしらしかたべない
わけじゃなく、畳も食べるし、引き戸も食べる
これが空き家だったらまだ分かるんですが
自身が生活しながら、シロアリと共存して
家の中が食われていくのに気付かない。
デカモンの神経って凄いなって思います。
原状回復のガイドラインというのがありますが
壁紙の減価償却は6年というルールでした。
床板って6年で無価値になるんでしたっけ?
あのドラマが一枚嚙んでいた
こうなる原因として、ベトナムの家屋は
ほとんどがレンガとタイルで造られています。
だから、水をこぼしても勝手に乾くのを待ち
雑巾で拭きとるという習慣がありません。
それを木造住宅でやられたらたまりません。
床板にちょうどいい具合に水が染み込んで
シロアリさんの御馳走と化していました。
しかし、小学校で掃除の仕方ぐらい習うだろ
と思って、有識者に事情を聞いてみたところ
日本のドラマが影響を及ぼしているそうです。
ベトナムでは「おしん」が放送されており
雑巾を絞って床を拭くなんていう仕事は
奴隷がやるものだという認識だそうです。
今度から、ベトナム人に部屋を貸す場合は
ウォータープルーフに仕上げようと思います。
壁も床もCFで固めて、四隅はコーキングです。
通気性? 何それ、おいしいの? という感じで。
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