~このコラムは7年生大家が、次のステージに到達するまでの不動産に楽しく取り組む姿を記した「実践」コラムです~

 

皆さん、こんばんは~

ジュニアです。

 

<夏休みの家族旅行>

<こんな思い出も不動産のおかげです>

 

 

皆さん、

8月14日の強制脱サラ大家さんのコラム「マンション管理組合役員になりすぎると…」は読みましたか?

私は読みました!

 

管理組合の理事を6つって、、、スゴすぎます汗

ひとつの管理組合の理事長くらいでヒーハー言っていた私が恥ずかしくなりましたw

 

コメントを見ていると「区分は大変そう、、、」みたいな内容もありますが、そんなことはありません!!

区分は区分で手間かけずに儲けることもできますし、乱暴に言えば理事なんていくらでもスルーできます。

 

私が思うに、、、

こういうコラムを通して、管理組合の理事さんや共に戦ってくれている管理会社の担当者への理解が広がり、多少なりとも苦労を感じて優しい言葉のひとつでも掛けていただければ嬉しく思います。

 

うん、、、

良いこと言いましたね!

 

 

さて、「管理会社のいう管理とは何か?」

 

過去にもコラムにしていますが、管理会社の業務内容ってもちろん契約書に明記されてはいますが曖昧だと感じる部分があったり、担当者や管理会社によって違う部分が大きい気がして違和感を感じています。

その違和感にも、だいぶ慣れてきちゃっていますが、、、

 

今回はタイトルにあるように、管理会社から初めて「募集状況報告書」なるものをいただきました。

この機会に、管理会社の管理や報告業務についてコラムにしたいと思いますのでお付き合いください。

 

ちなみにコラムでの管理会社とは、マンション管理組合の管理会社ではなく、私のアパートを管理してくれている管理会社のことですから、混同されないようにお願いします。

 

 

1.賃貸住宅管理業法

今から遡ること3年、、、令和2年6月19日に賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律が公布、翌令和3年6月15日に施行されました。

いわゆる賃貸住宅管理業法です。

法律には、必ず目的がありますが、賃貸受託管理業法においては以下のとおりです。

 

「賃貸住宅の入居者の居住の安定の確保及び賃貸住宅の賃貸に係る事業の公正かつ円滑な実施を図るため、賃貸住宅管理業を営む者に係る登録制度を設け、その業務の適正な運営を確保するとともに、特定賃貸借契約の適正化のための措置等を講ずることにより、良好な居住環境を備えた賃貸住宅の安定的な確保を図り、もって国民生活の安定向上及び国民経済の発展に寄与することを目的とした法律」(同法第一条より抜粋)

 

今から3年まえと言うと、かぼちゃやスルメなどが社会問題となった時期ですね。

 

この法律には管理会社に対して委任者、つまりオーナーへの1年に1回以上の定期報告が義務付けた条文があり、その項目については「委託業務についての全てが望ましい」と書かれています。

更にはそれ以外の項目についても賃貸人からの求めに応じて報告すること、入居者からの苦情などについても報告することが望ましい、とも。

 

望ましい文言が並ぶ一方で、まだまだ実態が伴っていない現状とのギャップも感じますね。

 

 

2.私の管理会社の場合

昨年、管理会社を変更したことをコラムにしましたが、気付けば取引する管理会社は7社。

取引を終えた会社を含めると8社になります。

それらの管理会社から受け取っている書類を並べてみると、以下のようになります。

 

私の管理のイメージは、正に巡回報告書のイメージでした。

定期的に、最低でも月に1度くらいは物件に行って点検と言うほどでなくても異常がないかをチェックすることが管理業務のベースかなって。

それはあくまでも私の私見であって、契約事項とは別。

今はそう理解しています。

 

ちなみに上表のD社が昨年新たに契約した管理会社です。

今回、D社が送ってくれた募集状況報告書は管理とは別かもしれませんが、まあ見てみて下さい。

 

 

3.募集状況報告書

そこに記載されている項目は、、、

まあ、現物を見て貰った方が早いですねw

 

 

読めますか、、?

記載されている内容、特にご案内状況については「ホントかな?」と思わなくもないですが、こうやって報告書の形で出してくるということは好感が持てます。

賃貸仲介メインの会社や地場の小さい管理会社は兎も角、大手については同じレベルの対応を期待したいと思います。

 

 

4.定期巡回報告書

こちらは定期巡回報告書です。

 

非常に頼もしく感じます。

 

これまでは戸建の管理をお願いしているE社からのみ、年に1回の報告書をもらっていました。

アパート2号の担当者は何かあるとすぐに電話かメールをくれるので、特に不満はありません。

それでも、このような報告書の形で貰えると担当者による業務品質の均一化も図れて、私としても安心できますね。

 

 

5.最後に

人生いろいろ、、、

管理会社もイロイロです(古w)

 

法整備をされたからと言って、マーケットに定着するには一定の時間が必要なんでしょう。

仲介会社やその担当者であれば当たり外れは気にしませんが、管理会社においてそれは大家にとって致命傷になりかねません。

それを防ぐためにも上記のようなフォーマットは重要だと思います。

 

一方で、管理会社を選ぶにあたって情報が限定的であることもまた、致命的な状況です。

 

先輩大家さんから紹介をもらうのも良いですが、実際の管理業務についてコラムのような情報が共有されると業界全体のレベルアップに繋がると思います。

 

その願いを込めてのコラムでもあります!

 

 

今回のコラムは、いかがでしたでしょうか。

これから不動産を始める皆さんにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

また、簡単でも構いませんので、皆さんからの感想、ご意見のコメントをいただけたら嬉しく思います。

(2341字)