こんにちは、人生逆転不動産投資家のCJ社長(@CaptainJacksan)です!
築古戸建界では、加藤ひろゆき先生が著書で書かれた「鬼のような指値」という言葉が大変有名です。
では、実際の現場で現実的な指値は一体どのくらいなのでしょうか?
早速ですが、弊社の所有物件における指値の実例を紹介します。
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(カッコ内は指値の割合。いずれもほぼ築40〜75年と年季の入った築古戸建てであることに注意)
①新潟県・長岡市
希望額未定→ 23万(不明)
②埼玉県・上尾市
250万→ 120万(52%オフ)
③静岡県・熱海市
150万→ 7万(95%オフ)
④静岡県・静岡市
150万→ 35万(77%オフ)
⑤埼玉県・本庄市
180万→ 20万(89%オフ)
⑥京都府・中部
100万→ 50万(50%オフ)
⑦京都府・中部
158万→ 80万(49%オフ)
⑧京都府・中部
希望額未定→ 50万
⑨京都府・北部
120万→ 80万(33%オフ)
⑩⑪滋賀県・大津市
希望額未定→ 2戸あわせて200万
⑫京都府・北部 50万→ 15万(79%オフ)
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以上のように、これまで購入してきた上記12物件中8戸で指値に成功。
8戸の内訳は、4戸が77〜95%オフ、3戸が約50%オフ、1戸が33%オフでした。
33%オフの1戸についても、200万円から120万円に大幅に値下げされた直後に問い合わせ、80万円での買付に成功したため、少し問い合わせ時期が早ければ60%オフだったかもしれません。
「指値ができる俺スゲー」、ではない。そもそもの値付けが間違っているのだ
初心者の方は、もしかしたら「95%引きとかまじパネェ」「1戸あたりの最高額100万円台っすかw」「抱いて」などと思われたかもしれません。
しかし、不動産歴数年ながら自分なりにたくさんの物件を見てきて、僕はこう思います。
指値ができて凄いわけではない。そもそもの値付けが間違っているのだ、と。
つまり、指値とは売主の「これくらいで売りたい」という事情や感情で決められた主観的な売値を、本来の価値に修正した価格です。
市場的には本来100万円の価値しかないのに、様々な事情で300万円で売りに出されるようなことは当たり前にあります。
なので、YouTubeやネット記事などで半値等の指値と謳われていたとしても、気にすることはありません。
多くの場合で、そもそもの売値が高すぎるのです。
物件に対する相場感覚を養おう
実際に実現可能な指値の感覚を養うには、毎日のポータルサイトパトロールが有効です。
また、近くの大家さんが開催しているDIY会等に参加し、購入金額や修繕計画などを聞くのも良いでしょう。
指値の成功例に惑わされず、自分が信じた本来の価値を算出し、自信を持って提示できるようになりたいものですね😊(偉そうですいません、僕も目下精進中でありますw)
それでは今日のコラムはここまで。またお会いしましょう!
面白かったら、ためになったら、ぜひいいね and/or コメントをよろしくお願いします!
ぜひ当コラムの前編やその他のコラムもあわせて読んでみてくださいね😊
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