~このコラムは7年生大家が、次のステージに到達するまでの不動産に楽しく取り組む姿を記した「実践」コラムです~

 

皆さん、こんばんは~

ジュニアです。

 

<国内便で1時間遅延、、、汗>

<しかも最終便で、、疲れました>

 

さて、、、

引き続き、アパート4号の決済に向けて諸々の手続きを進めています。

金融機関での融資付け、管理会社の選定の次はプロパンガス会社との交渉です。

私自身、アパートとしては2棟目のプロパンガス物件。

 

前回の契約内容が基準となるので、交渉も迷いがありません。

こういうことが、経験値というのでしょうかね。

まずは1社目との交渉をコラムにしましたので、ご覧ください。

 

1.アパ4号のライフライン

アパート4号の買付を入れた時点での情報では公営水道、プロパンガス、本下水といったものでした。

 

そう聞いていたんです。

 

売買契約のときに売主さんとお話をしていると、一部、都市ガスを引いているとのこと(゚д゚)!

売出し後、早々に買付を入れたこともあってか仲介担当者も細かい情報を把握していませんでした。

 

逆に言うと多くの部屋はプロパンガスな訳ですが、プロパンガス会社との契約書がないとのこと。

当初はプロパンガス会社の名前すら分からない状況でしたw

 

後に仲介さんを通して、無事にガス会社が確認できました。

 

今回はせっかくの機会ですから、今の供給会社を含めて複数社から見積もりを取るつもりです。

迷惑な話かもしれませんね。

 

2.LPガス会社の貸与問題

LPガスについては、経産省にて設備の貸与問題が議論されていますね。

丁度昨日、マスコミ各社でも報道されていましたので、毎日新聞の記事を以下に引用させていただきます。

「経済産業省は22日、賃貸マンションやアパート向けに販売するLPガスの料金体系を是正する新制度に関し、2025年度に施行する案を有識者会議に示し、了承された。ガス供給とは直接関係のない給湯器などの設備費を上乗せして請求することを禁止する内容。施行時期を当初想定した27年度から前倒しする。
 上乗せ請求を禁じるのは新規契約や契約更新が対象で、違反には罰則を設ける。既存の契約は新制度への移行を促すものの、ガス会社の投資回収に配慮して禁止はせず、料金の内訳を明示させて透明性を確保する。」(「LPガス新制度、有識者会議了承 設備費上乗せ禁止」2023年11月23日 毎日新聞)

 

この問題についてはコラムの趣旨とは違いますのでここでは述べませんが、今後の動向に注視していく必要がありますね。

 

 

3.ファーストターゲット

私自身、プロパンガス会社さん、仮にA社としますが既に取引があります。

以前、アパートを購入する際に、有難いことにコラムニストのAさんから紹介をしていただいた会社です。

まだまだ家賃収入も少ない時期だったこともあり、見るに見かねて助け舟を出して頂いた感じです。

 

本来であれば、紹介者さんのご恩に応えるためにもA社さんにお願いをすべきところですが、今回のアパートはガチ地元であり、ドミナントを進める私が目指す形は、管理会社を含めて全て地元の会社で完結をさせることです。

 

また、入居者さんへの負担を軽減する観点からも、まずは現在供給をしてくれているガス会社B社にコンタクトをとることにしました。

 

事前にそのことをAさんにお話ししたところ、すぐに快諾をしてくれました。

何から何まで、、感謝しかありません!

 

B社には売主さんからも連絡を入れて貰ったうえで、私からもアプローチをしてお時間をいただくことになりました。

 

4.ファーストアプローチ

B社をネットで検索すると、さほど大きな会社では無さそうです。

早速電話をして趣旨を伝えると、少ししてから担当者からコールバックがありました。

 

ジ:〇〇アパートを購入することになるジュニアと申します。
  プロパンガスの契約について、条件等をうかがいたく連絡させていただきました。

担:ご連絡、ありがとうございます。
  ちなみにジュニア様は、他にもアパートをお持ちですか?

 

この1ターンで警戒されていることが分かりますねw

ジ:はい、他にもアパートを所有していますし、プロパンガスの物件も持っています。

担:そ、そうですか。
  設備の貸与など、ご希望に添えるか分かりませんが(汗)

ジ:厳しい環境なのは承知しています。
  今のガス会社さんからは〇〇、〇〇、〇〇などの条件で契約をして頂いています。
  同じ条件でと言うつもりはありませんが、バランス釜の物件ですから、そのリフォームくらいは期待しています。
  また、入居者さんへ負担もお掛けしたくないので出来れば御社にそのままお願いできればとも思っています。
  まずは現在、出来る限りの条件と現在の単価をうかがいたいと思っています。

 

最初に確認されたことが「他にアパートをお持ちですか?」ということでした。

先方もこちらが期待することが分かっているということですから、話が早くて助かります。

 

5.現在の契約条件

次の週末の昼、単奏者と自宅近くのファミレスで待ち合わせをしました。

が、

ランチタイムで席が一杯(大汗)

想定外でした。。。

 

入口で名前を書いて待っていてくれた担当者さんと雑談をしながらウェイティングw

雑談力が問われます汗

席についたらそれぞれドリンクバーに飲み物を入れに行ってから、商談開始です。

 

まずはアイスブレイクで会社の規模やテリトリーなどをヒアリングします。

横浜市を中心としたエリアを6~7名で担当しており、今回の様な契約、顧客対応、トラブル対応から給湯器の設置まで、一人一人が全てをこなしているそうです(゚д゚)!

 

「年末年始などは、どうされているんですか??」

 

思わず聞いてしまいましたが社外のコールセンターなども活用しながら、急な給湯器の故障などは所有している代替機などを使用して最低限の対応をしているとのこと。

大変な仕事ですね。

 

次に本題に入ります。

現在の契約内容は「設備工事費用の30%オフ」だそうです。

契約書もありませんが、売主さんも同じような事を言っていたので、本当の様です。

 

まだ設備貸与などが今ほど行われていなかった頃の契約内容を継承しているのでしょうね。

それで、、、

私の方から切り出して、具体的な提案内容を伺いました。

 

6.A社からの提案

担:弊社くらいの規模では中々難しいのですが、上とも相談をしまして精一杯の条件としてお聞きください。

そんなにビビらなくても(汗)

誠実な担当者の言動には、申し訳ない気持ちになっています。

 

具体的な提案内容は、以下のとおりでした。

◇バランス釜から壁貫通タイプへ変更(約40万/戸)
◇ガス基本料金(2000円⇒1500円)
◇ガス従量料金(600円⇒540円)

 

正直、条件としては物足りなさを感じましたが、精一杯と言うからそうなんでしょうね。

提案をいただいた後の雑談で、

担:ちなみに他のアパートはどちらの会社で?

ジ:A社さんです。

担:A社さんなら、これよりも良い条件がでるのではないでしょうか。。

(そんなこと言っちゃうんだ!?)

ジ:バッティングとか、されるんですか?

担:はい。
  A社さんとは良好な関係なので、仮に切り替えをされてもスムーズに出来ると思います。

ジ:スムーズに切り替えできない会社とかもあるんですか?

担:そこはライバル関係とか、ありますから。

ジ:ちなみに、どこの会社ですか?

担:、、、C社さんとかですかね汗

 

そんなことまで言っちゃうんですねw

どの業界でも、色々ありますよね。。

 

 

7.まとめ

「地元の業者で完結したい」

「入居者さんに負担を掛けたくない」

「多くのサポートをして欲しい」

 

どれもがホンネです。

このB社は地元と言えるか微妙なところなんですが、担当者さんの真摯な対応は信頼に値するモノでした、

小さな会社のベテラン課長さんですから、この方が担当なら悪くないかも。

そう感じることが出来る商談でした。

他社でも話を聞いた上で判断して連絡する旨、お伝えしてその場を後にしました。

 

せっかくの機会なので、多くの会社から話を聞きたいところですが、物理的な制約もあるので、あと1社か2社ですね。

スケジュールはタイトですが頑張ります!

 

 

今回のコラムは、いかがでしたでしょうか。

これから不動産を始める皆さんにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

また、簡単でも構いませんので、皆さんからの感想、ご意見のコメントをいただけたら嬉しく思います。

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