皆様お元気ですか?

二代目大家かずみです。

今日も、私のコラムにお越しいただき、ありがとうございます。

昨日のコラム

昭和31年建坪20坪5万円

では、都内の土地の値上がりの話を書かせていただきましたが、他の物件も同様な状態になっているかと思います。

ですから、祖父が購入し、私が相続した物件なども、実勢価格と比べると、簿価はかなり低くなっています。(この祖父が購入し、私が相続した物件の上には、収益物件が建設されているので、簿価が存在します。)

都内の金融機関では、きちんと実勢価格を査定し、融資の際の担保物件としての価値を認めてくださっています。

しかし・・・・

ある地方銀行ですが、いつかその地域の物件を購入したいと思い、その地にワンルームマンションを購入した際には、口座を開設し小額ですが、地道にお家賃を積み立てていました。

そして、今回、大正時代のとても美しい物件が出てきたので、購入したい思い、この地銀の東京支店へ赴き、融資の話をさせていただいたのですが、

結果は、撃沈・・・・

私は、この東京支店で口座を開き、月々お家賃が振り込まれているから、その実績は評価してくださり、クライアントして対応はしてくださいましたが、(そもそもその金融機関のクライアントとして土俵にあがれるかどうか?の判断がまず来ます。ですから、取引が既にあるというのは、大きなポイントです。)
しかし、なぜ、撃沈したかと言えば、理由は、簿価に対して、融資額が多いから、自分(担当者)は理解するけれど、本店の上層部は理解しないから、融資できないというのです。

本店のある場所では、そんなに乖離しないから、というのですが、

それは、本当に金融機関の審査課の言葉ですか?

さらに担保以外に、現金があるのなら、それで買えばいい

相続対策として、借金を増やしたいという発想はわかるが、今回持ち込んできた物件(その地域の物件なのでそんなに高額ではない)で借金を増やしたとしても、たかがしれている

とまで、言われてしまいました。楽待のコラムに書かれるなんて思わないでしょうから、言いたい放題でした。同郷他行へ話を持ち込んだらどうか?までおっしゃいました。

いまだに、カボチャの影響があり当行では、不動産融資はあまり行わない

では、どうやって設けていらっしゃるのですが?

それは、ゼロ金利が実施されているから・・・

と、裏話もしてくださいましたが、帰りの足取りが重かったです。

そして、私は口座の変更手続きをして、この地銀とは縁を切ることにしました。

美しい物件を見つけてくださった業者さんもびっくりの結果で、その地銀との取引自体検討しなおすとおっしゃってましたけど、気は晴れません。

その地では、ナンバーワンの地銀なのですけどね。

今日も、私のコラムをお読みいただきありがとうございました。