こんばんは、aloeです。

 

本日はサラリーマンと副業としての不動産投資についてのコラムにしたいと思います。

今回のコラムでは給料をもらって働く人(雇われている人)を全て「サラリーマン」とします。

(正確には会社役員などはサラリーマンに含まれないようですね)

 

以前のコラムにも触れましたが、本業(サラリーマン業)と副業としての不動産投資の相性はとてもいいと私は思いますし、相互に好影響を与え合うと思っています。なので兼業大家推奨派です。

 

じゃあサラリーマンの誰もが不動産投資をした方がいいし不動産投資をしたらうまくいくかというと当然そういうわけでもなくて、不動産投資が合わない人もいますし、一時期話題になった不正融資の問題や狭小シェアハウスの問題のように、不動産投資をして大失敗をしてしまう人もいます。

 

 

兼業大家が注意すべきはきちんと勉強して自分で判断すること、これだけ

ぶっちゃけて言えば本業収入がある兼業大家が1棟の不動産投資のみで一発退場になる可能性はそこまで高くありません。(まともな金融機関さんであれば)融資も今はそれほど緩くありませんからね。

 

私自身は急激に物件購入を進めていますしそういう方向性を目指す読者の方もいらっしゃるかもしれないので「エリア選び」「物件選び」などうるさくコラムにしていますが、本業収入のバックアップ(いわゆる副業)の感覚で1棟や2棟を自分のリスクの範囲内で購入する分には、そんなにごちゃごちゃ考えなくても普通の物件を普通に購入して時間をかければ儲かります。

また、ある程度高値掴みしても返済さえ続けられれば10年、20年というスパンでその高値掴み分ぐらいはカバーして利益をあげることができます。そう考えるとやっぱり不動産投資はすごいです。

 

ではなぜ普通の物件を普通に購入して時間をかければ儲かるのにそれでも損したり一発退場となる方がいるかというと、それは「普通じゃない買い方」をするからです。

 

・相場より倍以上も高い物件を購入したり

・二重売買契約をして自分の取れるリスク(資産背景)以上の融資をひいて購入したり

・レントロールの水増し(例えば相場の5割増で入居になっている)に気付かず購入して退去が出た後大幅に家賃収入が下がったり

・明らかに客付けが困難な地域、物件を購入して空室が埋まらなくなったり

 

・・・などなど、いずれも少し勉強して自分で考えればわかることを、業者など他者の言いなりになってしまった場合ですね。

 

そうです、自分で考えること、これが実はすごく簡単なようで意外と難しいことなのかもしれません。

 

特に組織に属していると(サラリーマンをしていると)自分の意見はさておき上の指示に従って言われたことをやっていればなんとかなる、ということもそれなりにあると思います。

(もちろん自分の意思で働いているサラリーマンもたくさんいると思いますが)

 

その状況で頭の切り替えをせずに不動産投資を開始すると大変危険です。

なぜなら組織の一員でいる限り組織の目指す方向性と自分の目指す方向性(端的に言えば利益)がある程度は一致することが多いですが、不動産投資をすると関係者(特に不動産業者)と自分の目指す方向性(利益)は一致しないことがほとんどだからです。

 

純粋に自分のためを思って提案をしてくれる関係者さんはゼロだと思いながら常に疑いつつ諸々の判断をするので丁度いいぐらいです。相手は利益を求めていますし、その利益は私たちから引き出すものですから。

 

ですので、指示待ちスタイルはそれはそれで快適でそういう生き方を選ぶ方もいると思いますが、そういう方は残念ながら不動産投資に向いていませんし、やめた方が良さそうです。

 

加速する世の中で生き残りの道を探り続けたい

以前のコラムでコメントをいただいたことがあるのですが、この数年、そして今後のキーワードは「加速」だと私も思っています。

これは不動産に限らず世の中全体のトレンドなのでしょう。

 

たまたまタイミングが一致したか、それともコロナ禍がそれに拍車をかけたか。いずれにせよ巨大企業はどんどん巨大になりますし、富裕層はどんどん資産を増やしていきます。企業も人もお金があるところによりお金が集まり、ないところはどんどんなくなっていく。貧富の差の加速です。

 

AIなどの新技術の発展も過去予測されていたより早いペースで進んでいます。

インターネットやスマートフォンなどがある点を境に爆発的に日常生活に溶け込んだように、AIも日常生活の一部となる日もそう遠くないかもしれません。(もう溶け込んでいるのかもしれませんが私は使いこなせていません汗)技術革新の加速です。

 

また、今は安定職・高属性と言われている職業も、AIなど新技術の台頭でその立場を追われることになるかもしれません。

 

 

そんな加速する世の中で生き残る(大きな不自由なく自分の意思で暮らしていける)ためには、複数の収入源を持つという面で兼業大家は大きなメリットがあると思いますし、またそれに加えて大事なことは「自分の頭で考え続けること」だと個人的には思っています。

 

もちろん「食べて寝て起きて、生きていく」だけであればそんなに難しいことを考えなくてもなんとなく生きていけば生活することは可能です。特に日本は制度が充実していますしね。

 

そんなことを考えながら、今月は色々な方向性のコラムを書いてみました。

少しでも皆様の参考に、また考えるきっかけになるコラムがあれば幸いです。

 

さて、私のコラムはこれで今年最後です。

年末は勤務ですが年始は大好きな駅伝をみながら少しのんびり頭を休ませようと思います。

 

少し早いですが、それでは皆様、良いお年を^^/

 

 

aloe