どうも! 億トレ大家です!

 

今回は一棟目の物件が何故、安値で売りに出されていたのか?

 

売主さんの視点で買いて行きたいと思います。

 

購入時、こちらの物件の空室率は50パーセントを超えていました。

 

仲介さんの話によると、売主さんは自己破産の寸前で、任意売却のような形で売却を進めていたようです。

 

この物件について、売主さんと会った時に色々と聞いてみました。

 

売主さん「この土地は、もともと市街化調整区域でな。ワシは畑として、この土地を持っていたんじゃ」

 

要約すると、おじいちゃんは、祖先から農地を相続で受け取ったみたいです。

 

暫くして、この土地が市街化地域に指定されることで、二束三文だった土地に市場価格1億円がつくようになったみたいです。

 

ある日、突然、宝くじに当たったようなものですね。

 

不動産には夢がある!!!!

 

「暫くして、営業マンがやってきてマンションを建てるように勧めてきたのじゃ。ワシは反対したのじゃが、息子が乗り気でな。止めることができなかったのじゃ」

 

謄本を確認してみます。

 

この物件の借り入れ価格は、18000万円でした。

 

仮に、フルローンで借りていた場合、建築費用は18000万ということになります。

 

おじいちゃんは1億8000万円をかけて、自宅兼賃貸マンションを建築したのです。

 

RC物件とはいえ、30年近く前の物価を考えると、超割高で建設していることが分かります。

 

18000万円の建物+1億円の土地 を合わせた物件が、なぜ、1億円で市場に売りに出されていたのか・・・?

 

おじいちゃんの判断能力は非常に心配なところです。

 

「この家はあまり好きではない。息子が勝手に建てたものじゃからな。当の息子は出て行ってしまったし……。売れてスッキリしたよ」

 

そう言って語る、おじいちゃんの目は何処か物憂げでした。

 

あれ・・・?

 

よくよく考えると、ボクは、今から自己破産寸前のおじいちゃんの想い出がたっぷり詰まった家を安値で買い叩こうとしているのか・・・?

 

そう考えると、精神が病みそうになるので、ボクは深く考えるのを辞めました。

 

こういう取引を日常的に行っている不動産営業マンのメンタルの強さには脱帽です。

 

 

さて。

 

 

ここでクエッションです。

 

不動産の世界において『地主』というのは最強のアドバンテージを持った存在になります。

 

では何故?

 

どうして、1億円の宝くじが当たったに等しいおじいちゃんが自己破産寸前まで追い込まれたのか?

 

その理由は、不動産業界に巣食う三匹の悪魔たちの存在にありました。

 

次回、不動産業界に不動産業界に巣食う三匹の悪魔たちについて解説をします。

 

誰がおじいちゃんの1億円を奪ったのか?

 

この業界のモラルハザードは限界突破しているよ!

 

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