6号物件は購入した時にお2人入居していました。

前の持ち主さんからは年齢は分からないが、高齢者だと聞いています。

 

引き渡しの時に

「キクちゃんをお願いね」

と言われたことが印象的でした。

 

売主さんは60代くらい。

 

ちゃん付で呼ぶくらいですから、高齢者といっても同じくらいの年齢の方かと勝手に思い込んでいました。

 

渡された契約書には生年月日の記入欄がありません

 

 

こちらの物件は自主管理をしていた物件で、管理会社を探していました。

実はいろんな管理会社にお断りされた経緯があり、そのことについては以前、コラムにしています。

(2022.5.9 A不動産とB不動産 対応の違い)

 

 

自主管理でしたので、私から入居者さんに挨拶とお支払いについてのお電話をしました。

するとキクちゃんと呼ばれていた「オキクさん」お話しした感じ、優しそうなおばあちゃんという感じでした。

お支払いについては書面を入れさせていただくことを伝え、その日は電話を切りました。

 

初めての支払日になりましたが、オキクさんからは入金がありません。

何か分からなかったかな?と心配しているとオキクさんから電話が。

 

 

「書かれているところに入金することができません」

というではないですか💦

電話では難しそうな印象

 

前の持ち主さんからは滞納はないと聞いています。

 

どうやら私が指定した○○銀行に入金は難しく、○○信用金庫に送金したいというではありませんか。

「送金先は○○信用金庫がいいわね」

とオキクさん

 

ちょっと疑問に思いながら、口座を作っておいてもいいかな?と思い、すぐにそこの信用金庫に口座を作り、口座番号をお伝えしました。

 

そのことを伝えても支払いは難しいというオキクさん💦

すると衝撃の一言が

 

 

「私もう93歳だから分からないのよ」

 

 

(;゚Д゚)

 

 

「え!オキクさん93歳なんですか?」

思わず口に出してしまった💦

「そうそう、だから分からなくて教えてくださる?」

 

近々直接アパートに行くことを約束して電話を切りました。

 

93歳にしては受け答えはしっかりしています。

その年で独り暮らしされているなんて凄い!

 

 

が、年齢を聞くと不安になってしまいます・・・

以前の大家さんも管理を断られ、自主管理をしていたのですが、家賃保証も家財保険も入っていない状態でした。

 

 

つづく

 

(オキクさんは数年前に退去されていています)