~このコラムはサラリーマン兼業大家が58歳で退職後、専業大家として法人化10期目を迎えた、私の今を綴ったコラムです。~
こんにちは、kazu21599です。
築古木造50年再生物件1F103号室、R5年10月完成募集していましたが、1月末入居予約が入り、ほっとしています。102号と202号を借りて頂いている法人さんの新しい従業員さん(ベトナムの方)の住居としてご契約頂きました。少しづつ外国人労働者の方も戻ってきているようです。
昨年10月に103号室が完成してからは、残り2室のうち204号室の再生にとりかかっていたのですが、8月に退去になった自宅敷地内の長期ご入居のお部屋のフルリフォームの手配や、10月には短期退去の社会人さん、長期ご入居の高齢者さんの介護施設転居があり、この2室のリフォームに注力していて、特にリノベした1室は業者さん見積もりで360万となり、経費削減で覚悟を決めほとんどの部分をDIYでやったため(12月から3か月かかりました)204号室はR6年2月から他の部屋の原状回復と並行して再開しましたが、4月リノベ部屋の水漏れ事故の修復もあり、遅れ遅れでR6年7月上旬になってついに完成となりました。(結局R5年10月からR6年7月上旬まで8か月かかりました。)
このお部屋は長期間使われていず、当初の砂壁のままで、キッチンもキッチン床も傷んでおり、また畳もへたっていたのでかなり手がかかりそうでした。雨戸戸袋取付部や浴室ドアの下部も腐って傷んでおり、細かな補修にも時間がかかりました。
他のお部屋でやっていない部分のDIYを中心にコラムにしようと思います。
構成は
1、へたっている畳への対応
2、キッチン交換
3、隣部屋との遮音工事
4、キッチン床のフロアタイル貼り
5、完成したお部屋は
となります
1、へたっている畳への対応
当初、畳をジモティで処分し、床に垂木を打って下地に合板貼ってフロアタイル貼りもしくはフローリング貼りにチャレンジしようと思ってましたが、敷地内退去部屋のリノベで洋室化するお部屋の畳がしっかりしているので、この畳を利用することにしました。
※畳の方が少しでも防音や断熱効果があるのかななんて思ってます。
畳のサイズ違うので、合うようにカットして敷き、足らない部分は比較的しっかりしている204号の畳をカットして利用し、(余った畳はリノベ部屋の新しく作る壁の中に防音・断熱材代わりに挟み込み処分します)⇒204の畳がしっかりしたのでいつものように上にウッドカーペット設置して仕上げました。⇒畳の廃棄代1枚1000円、全部で18.5畳あったので19,000円節約になりました。
※2K和室2部屋リフォームしてないお部屋です
砂壁は…当初そのままシーラーを原液で塗って上からクロス貼ろうと思いましたが、砂壁がシーラーで固まらずボロボロ落ちるので、ブラシでこすって砂壁を落とし、下地のモルタルが出てきたので、その上にクロス貼りました。
2、キッチン交換
この再生アパートでは2室目のキッチン交換になります。リクシルの廉価版の100cmシンクと70cmガス台を注文し交換しました。
解体は扉から順番にバラしてはずすので簡単ですが 、当初の取付は170cmのキッチンを置いてからタイルを貼っていたので、1cmくらい幅が狭くて入らず、広げるために、邪魔になるタイルの下のモルタルの飛び出ている部分をタガネで削り⇒下の木材を1.5cmくらい、マルチツールの鋸とノミを使って削り取り、なんとか押し込んで設置できました。システムキッチンと比べると設置そのものは簡単にできます。
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3、隣部屋との遮音工事
103号室をDIYしているとき隣の話し声が(内容がわかる程度に)聞こえるので、押入れ部分の遮音工事しましたが、今回も204号の押入れと203号押入れに遮音工事をすることにしました。
まず12.5mmの石膏ボードを貼り(隙間をコーキングして)次に2.8mmの遮音ゴムシートを貼り、最後にもう一度上から12.5mmの石膏ボードを貼ります。これで何か話してるけど内容はわからない程度に遮音出来ると思います。
2.5mmのハードボード⇒12.5mm石膏ボード+2.8mmゴム遮音シート+12.5mm石膏ボード張るので、厚さ約3cm弱になります、⇒隣からの直接の音はかなり軽減します。
今回、別アパートのフルリノベのお部屋にフロアタイル貼ることにしました。そこで、練習がてらこの204号室のキッチンから通路部分にフロアタイル貼ってみることにしました。
貼ってみた結果、自分的にはフロアタイルの方がCF貼るより、貼り易いと思うし、仕上りも一段良く見えるような気がします。
(後編へつづく)
再生7室目の完成、さあ思考は実現する!
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