こんにちは。

ベトナム大家です。

 

ヤフオクとメルカリが異なる点はこうです。

 

ヤフオク

 売りたいモノの相場が分からなくても

 とりあえず1円スタートで出しておけば

 入札者が勝手に適正価格まで競ってくれる

メルカリ

 全品が即決のため、値付け間違えると即死

 とりあえずチョー高値からスタートして

 コメントに応じて少しずつ値下げする

 

不動産は本来メルカリタイプのはずですが

最近はそのルールすら崩れてきています。

 

売り止めとか許されるのか

あるボロ物件の内覧に行ってきました。

築古テラスなのに、全部屋フローリングで

畳を捨てる手間も掛からなくて済むので

速攻で満額の買い付けを入れました。

 

ところが、売り主の気が変わったとかで

売らないということになったそうです。

私が仲介業者に

「コレ、値付け間違ってませんか?」

と言ったのが原因かも知れません。

 

楽待に出ていた物件なので、数か月後に

しれっと+100万で再掲載されていたら

ファーストロジック社に報告しておきます。

 

それで、代わりに別の物件があると言われ

それも内覧させてもらったのですが

同じ価格なのに、傾き&雨漏りアリです。

仮に半額でも欲しいと思いませんでした。

 

キメブツを見せてからアテブツを見せる

という、なかなかに斬新な手法でした。

 

チャンスは一瞬しかなかった

私が最近購入した物件の近辺で売り物が出て

私の成約情報をレインズで見た仲介業者は

「ついでにコレも買いませんか?」

という内容の手紙を送ってきました。

 

速攻で内覧に行き、買い付けを入れたものの

その後にネットの掲載情報を見た客から

買い上がりが入ったということでした。

さすがにオークション形式で競ってしまうと

もはや割安ではなくなってしまいます。

 

この物件を買うにはワンチャンスでした。

業者から私だけに手紙が届いた時点で

電話でノールック満額買い付けを入れ

ネットに掲載しないよう依頼すべきでした。

 

修繕にいくら掛かるか分からない状態で

ノールック買い付けを入れるのは危険ですが

最悪、後から内覧して、あまりにも酷ければ

買い付け破棄で逃げるという手もありました。

 

または、そんな買い上がりが発生するなら

他の人に転売するという出口もあります。

 

いずれにしても、現在の相場を把握して

値付けの間違いにすぐ気付くということが

最も不動産投資に求められる能力でした。